日本の未来の大問題 - 少子高齢化、ロボット社会は恐れるに足らず

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日本の未来の大問題 - 少子高齢化、ロボット社会は恐れるに足らず

  • 著者名:丹羽宇一郎
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2018/04発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569838946

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内容説明

世界は大転換を迫られている。2050年には世界経済の半分をアジアが占めると言われており、食糧、資源、住居、情報がアジアに集中するだろう。そこで日本が直面するのは少子高齢化、生産年齢人口急減の問題である。この問題をいかに解決すべきか? 日本を蝕む元凶としての“老害”を追及し、イノベーションを阻む組織の“縦割り主義”に切り込み、いまだ社会を支配する村落共同体的メンタリティを問い直す。そして「ロボット大国」への道を提言する。逆転の発想で日本は再び生産性世界一の「日の昇る国」になる! 【目次より】●序章 日本は大転換せざるを得ない ●第1章 老人は支配、権力の座から降りよ ●第2章 老後の仕事は山ほどある ●第3章 ポジティブ・リストが日本をダメにする ●第4章 縦割り社会をぶっ壊せ ●第5章 ぬるま湯から出て異文化をくぐれ ●第6章 教育の力こそ日本の光 ●第7章 人口減少はロボットで補え ●第8章「ロボット大国」日本へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BluePlanet

9
★4.8(2.50)2018年1月29日発行。日本の未来において何が問題かを明晰に解説。少子高齢化、ロボット社会が迫っている中、日本はどうあるべきかを、元伊藤忠商事社長、元中国大使が分かり易く解説。社長が高齢なほど業績が悪化すると今の老害をずばり指摘。まさに目から鱗。日本の会社のみならず、行政の縦割り社会を批判し、どうあるべきかの指針も示す。また、「読書が自由な精神を保障する」とあるように、人間の好奇心を満たす最高のものが読書であると。「ロボット大国」日本の復活が期待される今、若い人の必読書と感じました。2018/05/20

モビエイト

5
人口が減少していく日本。労働力が減っていく中、移民を受け入れる下地がないので定年した人に頼る事になり、更に会社の決定が遅くなるといった悪循環に。 若者に権限を与え、異文化コミュニケーションを行う事で少子高齢化による日本の地位の低下を防げればと思いました。 ロボット化の流れを日本の強みとしていかなければならないと思いました。2018/02/12

Go Extreme

1
日本は大転換せざるを得ない:漫才を見に行く 日本再生の処方箋 老人は支配、権力の座から降りよ:10年日記 敵視を繰り返す共謀罪 社業が高齢・業績悪化 長老支配 経営陣とのなれ合い 老人パージ ヤマッ気と勇気 老後の仕事は山ほどある:権限委譲 行き惑う定年退職組 虚栄心が邪魔 ポジティブ・リストが日本をダメにする:科学技術の力 好奇心 良識と責任 縦割り社会をぶっ壊せ:血流が滞る ぬるま湯から出て異文化をくぐれ:ゲマインシャフト 教育の力こそ日本の光 人口減少はロボットで補え 「ロボット大国」日本へ2021/04/25

モーモー

1
権力を手放さない「老人(害)」、許可したもの以外は全て禁止する「ポジティブリスト」、「教育」の重要性、労働力減に対して「ロボット」の活用。 4つのキーワードを示しながら、分かりやすく日本の問題点を示してくれました。2018/06/26

なん

0
登り坂の日本を知らない世代が台頭して来ているなかで、日本を「再興」したいと考えている日本人は、どれだけいるのだろうと自分は感じた。長老支配、ポジティブリスト、縦割り社会は少しずつ無くなっていくだろう(そうでないと困る)と読んだ。2023/11/08

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