内容説明
魔王を倒し、辛い使命から解放された最強の勇者ウォルター。
そんな彼に女神から与えられたご褒美はなんと、誰からも見えなくなる≪透明化≫スキルだった!
「これから先、女湯が覗き放題じゃねぇかぁぁぁぁっ!?」
能力を駆使して楽しく暮らしたいウォルターの周りには心優しい領主の少女、おバカな聖剣。
半人半魔の娘に元勇者パーティの女賢者など、個性的なメンバーばかりが勢揃い。
更には元魔王軍の幹部さえも巻き込んで、透明勇者は気づかれないのに大活躍!
ひっそりこっそり大胆に、引退生活を楽しむ元勇者の異世界ファンタジーコメディ、ここに開幕! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
10
【試し読み】★★☆☆☆世界を救った勇者がご褒美としてもらったのは透明化能力だった。その力を十二分に活用し、イタズラをしたり、たまに人助けをしたりする物語。最早、手垢のついた感さえある『めでたしめでたし』のその後の話なのだが、透明化能力だけでは正直パンチが弱いかなと。試し読みで読めたのは半分だけだが、透明化して裏工作して問題を解決という一連の流れができており、そこから外れなかったのが大きな原因だろうか。また、主人公が結構、欲望に忠実だが、徹し切れたり、振り切れていないため、なんだか中途半端な印象を受けた。2018/04/10
真白優樹
5
魔王を倒し使命から解放された勇者の青年が、得た透明化スキルを用い好き勝手に生きる物語。―――為すべき事は為した、後は勝手に自由に。何だかんだとどうしようもなく勇者な青年が、誰にも気づかれぬままに問題に首を突っ込み解決へと落とし込むこの物語。どこか能天気な、明るい風の吹く世界で心のままに、放っておけない人達を助ける為に。難しいことを考証せず気楽に読める物語であり、何か背負うものに疲れたという読者様にはお勧めできるかもしれない物語である。安住の止まり木を得た青年の、次なる行動とは。 次巻も須らく期待である。2018/04/13
ささきち
3
レビューキャンペーンの試し読み。勇者が魔王を倒した後の話で勇者としてわっしょいされるのが嫌になり平凡に暮らしたいとかなんとか言ってなんやかんやするんですよ。透明人間になって覗きがしたいなら薄い本でやれ!としか言いようが無く、透明人間で人助けもするけれど別に透明人間じゃなくてもできそうだよね?という感想はダメですか?私の感性とこの作品は致命的に噛み合わず面白さがよくわからなかったが、オルガが可愛かったとだけ感想で残しておきます。2018/04/13
ミヤザワ
2
笑える。透明になれる→女湯が覗き放題だ! わかる、わかるぞ。もっとやれることがあるだろ、ってツッコも含めておもしろい。魔王を倒したご褒美に女神に透明化能力をもらった勇者が、ひっそりと生きたいと思いながらも元仲間や魔族の騒動に巻き込まれる話。丸っこくて柔らかいながらも躍動感のあるイラストが良い。ギャンブルにはまって「それでもちんちん付いてるんですかぁ?」と煽りまくるヒロインに笑った。キャラクターがかわいくて、にやにやしながら読めるラノベでした。2018/04/15
チューリップ
2
試し読みで。世界を救った勇者がその褒美としてもらった透明化能力を使って色々する話。本人は女風呂のぞけるって考えているけどとりあえずそうするわけではなく能力でどこまで出来るのか調べつつも困っている人を助けるのに使うのは何だかんだで勇者っぽくて良かったと思う。試し読みの後半は念願の女風呂覗きに行くくだりだったけど自分の思うようにはいかないしギャグみたいなノリで読んでいて面白かった。2018/04/11