内容説明
「死への準備教育」創始者が教える幸せに死ぬための哲学とは? 死を正面から取り上げることが日本でタブー視されていた50年以上前から「死の哲学」を説き続けてきた著者が、80代半ばとなり、自らの旅立ちのときを意識しつつ、私たちが身近な人や自分自身の死について準備すべきことを精神面と実生活面から教える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
5
○デーケンさんの本は3冊目になりますが、この本も読んで良かったです。私は子供の頃より死への恐怖を克服できてないため、内容を考えることにより多少なりとも死と対面出来たような気になりました。2020/02/19
peace land
4
デーケン神父様の聞き書きでした。おそらく最後の本となったのでしょう。分かりやすくまとめられていました。日本に死を考える哲学を根付かせてくださった貴重なお働きで天に召されました。笑顔とユーモアの素晴らしい神父様でした。死は一つの区切り、と思わせて頂きました。2020/09/21
gontoshi
3
死を考えるには、 良いきっかけとなる本だと思います。2019/04/12
cocolate
3
デーケン先生を最初に知ったのはNHK人間大学の「死とどう向き合うか」でした。悲嘆の12ステップを知ったことが、その後の苦悩を経験したさいに大いに役にたったのを覚えています。先生の祖父のエピソードは初めて知りました。意志のチカラ。2018/07/26
Noriko S
0
死生学について、読みやすく理解しやすい。中でもご自分のがんやご家族の死については自分と重なることも多く、涙ながら読むことができた。誰でも通る道だという神父様の教えに少し心強く感じた。ありがたい2022/01/09