集英社コバルト文庫 ウミベリ物語 花嫁候補は窓の下

著者名：榎木洋子【著】/すがはら竜【イラストレーター】

集英社（2018/04発売）

• ISBN：9784086016353

内容説明

春真っ盛りのウミベリ国の王宮。結婚式が三週間後に迫り、トルマス王子とミミ王女は忙しさの真っただ中にいた。そんな中、ミミは、三日間宮殿を離れ、女神の神殿に籠もることになった。神殿で行われるのは、トルマスと結婚するための大切な儀式。ウミベリ国の名だたる貴族令嬢が集まる中、ミミは聖杯を割ってしまって…。トルマスとミミは無事に結婚できるのか!?　大人気シリーズついに完結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[シュウ]

完結。レイスが守龍になったところ、見てみたかったな。他にも語られていないお話とか読んでみたかったな。

2017/09/20

[織花]

ウミベリ国の恋物語、これにて終幕。守龍シリーズの中でもほんわり甘やかな、砂糖菓子のような物語でした。ひたむきに頑張るトルマスとミミにとても好印象を持ち、レイスとシーラには微笑ましく頼もしさを感じました。大事件がない守龍シリーズもよいよね、とのんびりほっこり、読了。

2012/04/30

[サラ]

前巻までとはちょっと毛色が違い、レイスではなくミミが話の中心。騒動の犯人にはちょっと同情しちゃったな…。ミミ自体はとってもいい子なんだけど。そもそも国王夫妻はなんで物心ついたばかりの息子と遠い国の王女を婚約させたんだろう。自分たちが駆け落ちした反動にしてはやりすぎじゃないかなー。このシリーズは基本ほのぼのなので深く考えるべきじゃないのかもしれないけど、あの令嬢がああなったのはそのせいもあるんじゃないかなぁと思うとやるせない。

2014/03/18

[みきのの]

え？守龍になるまでやらんのか、と思わないこともないけどね。ほのぼのはいいけど、女の子たちは気の毒としか。

2018/08/10

[＊あお＊]

シリーズを通してどのハプニングもかわいらしい。最後までにこにこ読めました。番外編でレイスがちゃんと守龍になる話が読みたい！

2013/05/27