内容説明
ウミベリ国の王宮で暮らすトルマス王子と、婚約者のミミ王女。守護龍の風龍レイスと、風の精霊シーラという仲間もいる。トルマスの父であるイスマル国王が国を留守にすることになった。そのころ、街道沿いの酒場では、男ふたりがよからぬ相談をしていた。若い方の男が、実はイスマル国王の息子だというのだ! そして王宮には招かれざる来訪者が…! トルマスがピンチのシリーズ第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サラ
5
全体的に盛り上がりはないものの、乙龍1巻を読んだ人ならニヤリとする話だった。てっきりラントスが登場するのかと思ったけどそんなことはなかった…。でも理花ちゃんの話が少しだけでたのは嬉しかった。リーザ王妃は庶民出身であることを上手く活かしていて素敵。でも貴婦人が魚つかみ競争で盛り上がる姿はちょっと想像できないwwセドリス&伯父さんのコンビもなんか憎めなくて好き。ベラニーの勘違いははた迷惑なものだったけど、最後はみんな幸せでよかった。彼女の挿絵がなかったのは残念だけど。もっと主要人物以外のイラストが見たいなぁ。2013/03/25
織花
5
かわういカップルだなぁとによによ。前半、中盤の停滞っぷりから一気に解決へと向かう後半は、私はあらあら、と楽しくなりましたが、もしかしたらおいおいと突っ込む方もいるかも?(龍や精霊の力で一挙解決!なチート都合主義のような)でも、ひとのつながりが大事で、みんなそろって本領発揮と言うならばむしろ小気味良い。気になる伏線もいくつかありましたが次巻以降を楽しみに。王子専属の…にりゅーまの彼を思い出したとかはここだけの話です。楽しかったです。2011/05/22
シュウ
4
騒動は起こるけど、改めて周りとの絆を確かめられたね。2017/08/22
U
4
ほんっとうに可愛いなぁもうこの話!てゆかこのカップル!王子側の「それはそれで〜」とかもう何なのニヤニヤしっぱなしです。2011/05/15
レザムルーズ
3
今までと作風が違うためこんなストーリーになったんでしょうけど、まあこれはこれでいいんじゃないですかね。それと今回読んで気づきましたが、乙龍から十数年後の話だったんですね。1巻目から何処かで見たような名前とかだったので・・・やっとつながりました。2011/05/26