夫はアスペルガー症候群

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夫はアスペルガー症候群

  • ISBN:9784779008153

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内容説明

大学生時代からうつ状態が続いていた夫は、ある日、階段の上り下りができなくなる。病院の診断結果は、アスペルガー症候群だった。46歳でアスペルガー症候群が判明した夫は、自分の世界に閉じこもってしまう。夫と同じ空間で過ごしていても、違う次元にいるような感覚にさせられる日々を過ごす著者は、夫との距離を少しずつ縮めようとする。掴みどころのない不安感や気持ちが通じない日々の苛立ち。崩れ落ちそうな気持ちを支えてくれた家族や身近な人々への感謝。いつか夫と二人で人生を楽しめる日が来ることを願いながら、理解しあう大切さを描いた奮闘エッセイ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

30
ちらっと名前を聞いたことがあるくらいでほとんどその内容を知りませんでしたが、アスペルガー症候群って、その症状だけ見れば周囲にもたくさんいるような気がします。総じて、周りとの付き合い方がうまくないですね…。診断でそう言われるまで自分では病気とは思わないので、他人からは「自分勝手でいやなやつ」というレッテルを貼られてしまうし、自分でも「なんでこんなことを…」と、地団太を踏むような気持ちになるのだろうと思います。相当苦しいだろうな、と思うと同時に、この病気のことをきちんと理解したいと思いました。2015/11/17

さなごん

11
図書館本。タイトルで借りてみた。専門書ではなく、あくまである奥さんの体験談をまとめたもの。ふーんって感じ。40代後半まで知らなかった夫さん。大変だっただろうなあ2017/07/22

葉芹

6
発達障害は他人事ではなく、私自身もそうではないか、と思いながら頁を繰った。片付けができない。物忘れが半端ない。適当。どんな人間でも発達障害を持って生きているんじゃないかと思う。それを、短所とか、欠点とか呼んでいるんじゃないだろうか。自分で自分を嫌ったら悲しいのかも。2014/08/03

水谷アス

1
アスペルガーの当事者手記ではなく、ある意味カサンドラの手記みたいなものだろうか。 私自身がアスペルガー傾向なので、そばで過ごしている人からすると自分はこういう感覚を与えているのかとわかる部分と、筆者の価値観に全く共感出来ず、むしろアスペルガーの御主人の主張の方に納得できる部分も多々あった。 ASDの人はASDの人同士の共感が強いと聞くし、相容れない価値観の壁はあるのかもしれないと思う。 そこで、相容れないということを理解しておくことこそ、お互いにとても大切なんだろうとも思う。2023/08/25

pooh

1
ブログの延長のような本。2014/03/26

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