中公文庫<br> アーバン・アウトドア・ライフ

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中公文庫
アーバン・アウトドア・ライフ

  • ISBN:9784122065444

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内容説明

庭や公園にある小さな自然の楽しみ方。都会から足を運ぶハイキング案内。そしてはるかな原野に想いを馳せる本や音楽――。ナチュラリストでフライフィッシャー、そして日本にアウトドアの概念を持ち込んだ芦澤一洋が「自然を愛する眼と心さえ持っていれば、都会でも発見に満ちたアウトドア・ライフを送ることができる」ことを提唱したガイド・エッセイ、待望の復刊。巻末付録として妻・紗知子とエイアンドエフ創業者・赤津孝夫による特別対談を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

21
「都会にいればこその戸外活動とその思考ぶりを僕は話してみたいのだが」との序章の言葉通り、故・芦澤一洋さんが綴った都市生活者がアウトドアに親しむためのヒントに満ちたエッセイ。芦澤さんの読書や音楽への深い造詣に根差した教養と自然豊かな山梨県鰍沢での幼少期に源を見る自然への共感が本書で展開されるような素敵なまなざしを育んだのだと思う。商業アウトドア全盛で遊びの選択肢が豊富な今、それはそれで結構なのだけど、一度原点に立ち返って自然への理想的な接し方と楽しみ方を問い直すためにも必ず読んでおきたい一冊。2018/03/13

伊野

2
「遠くの自然、身近な自然、内なる自然、それらと共生して暮らす」日本におけるアウトドア概念の先駆者のエッセイ集。最近まで入手困難となっており、今年の2月に再販された。都市にいながら自然を想う精神の豊かさ、清々しさを感じる一冊。2018/03/18

サンドイッチ

1
可愛い表紙に惹かれて購入。自然が好きだから都会に住む、アウトドアの根底はエコロジーとの言葉が印象に残った。最近のキャンプブームの中でふと読みたい一冊。2021/05/30

Holger

1
雪山登山したり、波を求めて海外遠征したりといったガチンコのアウトドアではなくて、「アーバン・アウトドア」。自宅の庭や、徒歩圏内の公園、道端の雑草、日々の気象といった、都市生活者でも手が届く身の回りの自然に楽しみを見出し、積極的に触れていこうぜという本。「アメリカかぶれ」と言ってよいほど、アメリカのライフスタイルへの憧れを包み隠さず吐露するため、好き嫌いが分かれるところだが、刊行年が1984年であることをふまえれば、大目に見て良いと思う。いずるにせよ、コロナ禍で遠出が忌避される今こそ読まれるべき本。2020/08/31

yuta25

0
アウトドアーズマンに、俺はなる!バブルの匂い2021/01/24

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