内容説明
狩れ! この生ける大地と共に。
およそ十年に一度、遥か彼方の新大陸を目指し、海を渡る古龍達。
「古龍渡り」と呼ばれる、この奇妙な現象を解明するため、ギルドは「新大陸古龍調査団」を結成し、数度に渡り新大陸へと調査団を派遣した。
そして五回目の派遣である今回。第五期調査団は過去最大の規模を誇ると言われていた。
そんな第五期調査団に一般採用枠の、それも補欠として参加することになった若きハンター、セアック。やる気だけはどのハンターにも劣らない彼が、未知なる新大陸で繰り広げる狩猟と冒険の日々を描く『モンスターハンター:ワールド』公式小説、ついに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みんち
11
シリーズの最新作として今年初めにプレイステーション4で発売された「モンスターハンター:ワールド」。その総出荷本数はなんと過去最高の750万本! そんな人気ゲームの関連書籍として、完全に予想外だったノベライズが登場。というワケで、氷上慧一氏の「モンスターハンター:ワールド ~生命の大地に~」を読了。ちなみに本編及びカバーのイラストを手掛けているのは公式コミカライズ等で知られる布施龍太氏。さすがに描き慣れているだけあって氏の描くモンスターの獰猛な生物感はハンパ無いので、そちらも併せて楽しめる一冊♪2018/05/05
真白優樹
9
今、世界中で大人気のゲームとなったMHW。幾多の狩人達がその身を投じる未知なる世界。そんな世界へと一般枠かつ補欠、言うなれば熔山龍誘導の際のNPC辺りにいそうな少年が飛び込むこの物語。推薦組のような派手さは無く、未熟に過ぎるが故に空回り。だけど着実に一歩ずつ、舞台を調べ上げ狩猟へと活かし、狩りをする。泥臭く熱く、だが確かに息づいているのは本物の生の息吹。躍動感に溢れる、もう一つの視点から再び新大陸を見直せる物語であり、狩りの参考になるものがあるかもしれぬ、面白い物語である。 次巻も須らく期待である。2018/04/10
彼方
7
謎に包まれた新大陸、そこへ十年に一度訪れる「古龍」渡りの現象を解明する為の調査団が結成され、過去最大の規模を誇る新たな第五期調査団で何とか補欠合格を果たした若きハンター、セアックの冒険が描かれる久しぶりの氷上さんによるモンハンノベライズ。相変わらずゲームの空気感を細かく、色々な新大陸の要素が小説に落とし込まれていて安定の出来でしたね…若者らしく奮闘するセアック、人格者で健気な相棒モカとキャラクターも皆好感持てました。ゲーム同様今までとは勝手が違う舞台で未熟なセアックがどう成長するのか、次巻も期待してます。2018/04/02
偽者の真似
2
僕がモンハン小説に嵌まっていた頃のコンビが復活!てことで購入。久々にモンハンの世界を堪能出来ました。(MHWは購入したけど全然出来てない) 補欠として参加した主人公とオトモアイルーと受付ジョーのチーム。果たしてこれからどうなるのか(というか続き出るの?)2018/04/09
びゃく
1
図書館2018/06/11