内容説明
このごろお江戸で流行るもの。女蚤取り、猫小僧。タマにニャロ吉、猫忍クロ。白猫志乃の妖術に、侍四人が倒れ伏す。愛猫さもじに別れを告げる、西郷どんの目に涙――。愉快で気ままでときどきホロリ、名前はなくとも誇りはある。映画『武士の家計簿』脚本家・柏田道夫が贈る、福招く傑作時代小説シリーズ第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nazolove
26
続編で色々固まったかな、という印象であった。 猫も上手いことこの江戸時代で生き残ってるな、という印象をうけた。 個人的にはやっぱりラストの猫視点語りが面白くてあとはぶっちゃけ猫関係ないやろ、と思ってしまう話であった。 うちの猫もこんなことを思いながら生きているのかな、と思い、また私も今いるうちの猫を大切にしていきたいな、と思った。2018/04/13
マサキ@灯れ松明の火
13
白猫志乃さんのお話が面白かったですね。「まろ」のその後が描かれておりました。「あちき」のその後も描いて頂きたいです!お玉さんには、「ちゃわん」と「とくり」という猫家族がおりましたのね(笑)成郎吉さんと「クロ」は、相思相愛ですか?2018/04/07
Norico
11
対決の途中で終わった前巻の続き。経緯はなんとなく分かったものの、そこからお頭の目論見が明かされるのかと思いきや。お玉やニャロ吉の江戸にきてからの話になり。謎の白髪美女の活躍あったり。時系列がよく分からなくなってしまった。2020/06/07
姫ママ=^・ω・^=
5
第2弾。う~ん、今回あんまり猫 活躍しなかったなぁ☆ 舞猫一座の猫たち……芸の仕込み方が可哀想というか酷いというか。昔、本当にこういう一座ってあったのかな?そっちが気になっちゃった☆^^; 志乃さんおの話は私的にはイマイチだった。。。もっと猫を活躍させた形で読みたかったな~3巻目も予約してるから、次巻に猫の活躍を期待しよぅっと♪2019/08/06
Noriko Tsugeyama
4
面白かった、読みやすいし。お玉と成郎吉の話の他に白猫志乃さんの話が良かった。続きが気になる。2018/03/20