内容説明
すべての世代に響く、かっこいい女性のパイオニア・梶芽衣子のすべてが詰まった一冊
17歳でスクリーンデビューした梶芽衣子。
思ったことを口にしてしまう彼女は生意気な女優として名を馳せるが、その裏で心細さに泣いた日々もあった。
しかし持ち前の負けん気と「勉強、努力、忍耐」のスローガンを抱え、女優としての道を切り拓いていく。
「女囚さそり」での一言も話さない主役という案を考えたり、子供が欲しくて結婚を機に引退を考えていたり、
恋人からのDV、それまでのイメージと異なる「寺内貫太郎一家」への出演、歌手活動、勝新太郎や高倉健との共演、
「曽根崎心中」の苦労と成功、望んでいた企画を奪われた失意と怒りと達観、鬼平犯科帳に心血を注いだこと、
亡くなった妹や海外で活躍する弟や料理人であった父のこと、これからやりたいこと……
女優梶芽衣子の波乱万丈の人生を、振りかえる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
74
昨年末に、wowowで放送していた「女囚さそり」4作品を見て、この本を読みたくなった。あの映画の裏にあった話や、様々な映画人とのエピソード。映画に、ドラマに、歌に、と歩んできた人生。70を過ぎてもロックを歌う。こんな女優、もう少なくなってしまった。それにしても「女囚さそり」の彼女の目力は、凄かった。2020/01/05
鱒子
53
図書館本。目力すごっ!梶芽衣子さんのエッセイ。「媚びない めげない くじけない」を信条に、己が信じる真っ直ぐを貫く女優。カッコよく美しい。静かな青い炎のようなイメージを持ちました。2020/02/10
gtn
26
真っ直ぐな人である。だからこそ、芸能界に向いていない等さんざん言われてきたようだが、今も女優である。著者の信念は間違っていなかった。2018/09/06
愁
17
2005年に出版された雑誌「HOTWAX」2号の梶芽衣子特集と併せて読むとより理解が深まります。梶さんは演技に人柄や人生観が見て取れる素敵な女優さん。「カッコいい女性」をイメージすると、頭に浮かぶのは梶さんしか居ないくらいです!2018/12/09
0607xxx
14
「媚びない、めげない、挫けない」梶芽衣子 の生き方は、男前で益々ファンになった。数々の作品は勿論の事、「鬼龍院花子の生涯」の真実は驚き!最後の「七十歳のロック、いいじゃない?やってろうじゃないの!」には何か勇気づけられた。2018/06/30
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