内容説明
ゆとり教育、小1プロブレム、フィンランド幻想など、教育界に横たわる数数の問題点を論じつつ、日本再生のための「真の教育改革」の必要性を説く。併せて「大阪維新の会」の理念も解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーローズ
2
5月3日読了。 最初のほうにでてくる、調べ学習の悪い点を述べているのが面白かった。おかげで大学文系の授業は面白く感じないし、社会人になって自分のしていることがなぜだめか、わからないとかww それと、国のなりたちそれぞれに合わせた教育をどこでもつくっているのだから、むやみに真似てもどーなの?っていう事例もあるしね。2012/06/12
とらじゃ
1
普段教育に対して感じていた疑問が かなり氷解した。ただ大阪維新の会への期待はどうだろう!?フィンランド教育の分析は頷ける。2012/05/08
入江・ろばーと
0
初っ端からゆとり教育批判。もううんざり。フィンランド教育の正しい姿を学ぼう、は同意。「人権」が歪められている、も同意。そして例によっての教育は共産主義者に牛耳られていた、でまたうんざり。同意できる部分とそうでない部分の差が激しい一冊。2014/05/10
しゅんぺい(笑)
0
久しぶりに教育の本を読んだ気がする。 なんか読みにくくて、論理の立て方が雑だと感じました。共産主義者とは対話を一切しなくていいとか、そんな人間観で教育を論じてほしくないです。 もうちょっといろいろな人がいることを前提に、歩み寄りをしてほしい。 まあひとつの教育学者の話としてはおもしろいですよ。2012/04/01