内容説明
【この電子書籍は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きい画面の端末で読むことに適しています。】
太っちょ、やせ、のっぽ、チビ…。シェイクスピア芝居を最初に演じた役者たちの体型から、作品の新しい「読み」の手がかりを発見する!画期的なシェイクスピア論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao Terui
5
日本国内におけるシェイクスピア研究の第一人者による著作。膨大な先行研究の壁を乗り越えるために、筆者が採用したのは「シェイクスピア演劇における役者の実像」という切り口。読み手の意表を突き、痙攣的な驚きを与えるだけでなく、その奥にあるシェイクスピア作品の深遠な世界も提示する手腕はお見事。 新しい切り口を見つけ、奥行きのある論を展開する。それらを可能とするのは、筆者の領域に対する深く広い知識であろう。 やはり、教養は「面白いこと」を言うために使われて欲しい。楽しませて頂きました。2014/10/25
青縁眼鏡
4
最近はシェイクスピアにはまっているので、こちらも。研究者がどのように研究をすすめていくのかというのも、垣間見ることができる。研究者って探偵みたい。2018/11/23
takao
2
ケンブリッジ大学の博士論文。戯曲データベースを作成。2022/09/06
青縁眼鏡
2
ケンプ退団の経緯について知りたかったので、再度。2020/04/04
MaRuTaTSu
2
「道化役者の衰退について、アンドルー・ガーはこう指摘するー「劇団の上演作品それぞれに道化として登場するケンプの仕事は減ることにはなったかもしれないが、公演中に舞台に上がっている時間はおそらく少なくなっていたことだろう。」観客は質の低い笑いではなく、洗練された演技を求め始めたのであり、そのことは、ケンプが退団を決意した一五九九年に出てきた新語が「なりきる(パーソネイト)」という言葉だったことからも判断できる。→2019/06/27
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