内容説明
犬は7歳からシニア世代となる。ある日を境にして、後ろ脚が衰えてソファーに飛び乗れなくなったり、食べ物への執着からゴミ箱をあさったり、あるいは認知症での奇行が起こったり…。これらの老化現象がどのようにして始まるのかを知っている飼い主は意外に少ない。犬が老いるとどのようなことが起きるのか、どう対処すればいいのか、さらにはどうやって看取ればいいのか―。老犬専門の教室を営む著者が、生徒たちの身に起きた実例を示しながら、その対策までを開示する。
目次
第1章 空前の老犬時代の到来(大型犬ブームから10余年、老犬問題が表面化;家族の一員の老化を無視はできない ほか)
第2章 犬たちの老化現象(老化は後ろ脚から―突然後ろ脚が動かなくなった健康自慢の舞ちゃん;若いときの足腰の酷使に注意―アジリティーの女王から寝たきりになった小麦ちゃん ほか)
第3章 老犬力を鍛えるレッスン(足腰の老化に備えるための5レッスン;トイレで困ったときの3レッスン ほか)
第4章 愛犬のすこやかな老いを願って(老犬に関する情報;老犬の飼い主のネットワークづくり ほか)
著者等紹介
中塚圭子[ナカツカケイコ]
1959年新潟県生まれ。新潟大学を卒業後、小学校教諭を務める。94年に神戸で家庭犬のしつけ教室「ドルチェカーネ中塚」を開設し、教えてきた犬は約4500頭に及ぶ。06年から犬の老化予防や対策を学ぶ「老犬教室」も開催。神戸市動物管理センターにてしつけ指導を行い、神戸市動物愛護推進委員を務める。大阪ペピイ動物看護専門学校講師、JAHA(日本動物病院福祉協会)認定ドッグトレーニングインストラクター第1期生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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