内容説明
旅行がてら、神社やお寺を巡り、参拝を楽しむ。あるいは優雅な社殿にカメラを向け、御朱印を集め、ブログやSNSで発信をする。
そんな人々が急増している。では、そのブームの中、果たして我々は、神社のことをどこまで知っているだろう。たとえば参拝ひとつとっても、鳥居をくぐる際に一礼する人こそ増えたが、参道の真ん中を歩くことがタブーだということはあまり周知されていない。
拝殿の前ではどうして鈴を鳴らすのか。お賽銭とは何の意味があるのか…。本書では神社の起源や、敷地内にあるさまざまなモノ、そこで働く人々など、知っているようで知らない話を集めてみた。
これ一冊で参拝がグッと楽しく、興味深くなる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポチ
55
神社に関する基本的な色々なしきたりや疑問を分かり易く説明しています。例えば、参道の真ん中を歩いてはいけない?、狛犬ってオス?メス?、神輿って何?などなど。参考になりました(^^)2017/06/19
ただぞぅ
7
コンビニよりも多いと言われている神社。最近は、「IT参拝」なるものもあり、記帳やおみくじはもちろん、お守りやお祓いもプリントアウトする等で対応している。身体が不自由で参拝しに行けない人には大切な存在。日本の神さまは八百万、ならばネットの中にもいるかもしれない。本書で紹介されていた京都の賀茂御祖神社(下鴨神社)の敷地内にある『糺の森』は、「枕草子」や「源氏物語」にも登場するまさに歴史の行き商人の地。7世紀から変わっていない植生が現代も現存している。そんな神聖な地を訪れ、全身で聖性を感じたい。2022/08/28
totuboy
0
項目ごとにまとめてあり、現在の神社ブームについても触れているところがよかった。2017/08/06