内容説明
日本初の遺品整理屋・吉田太一が独特の語り口で読者に訴える、壮絶な34のエピソード!孤独死、身内の自殺、負の遺産問題…。これは決して他人事ではない。明日、誰にでも起こりうる現実の全てがここにある。巻末には「死体は語る」の著者、上野正彦氏との対談も収録。あなたの死生観はこの本できっと変わる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユミコ
41
読友さんの感想から手に取った一冊。こちらが続編になるのかな?大量のウジ虫やゴミ屋敷、人の形に変色してる畳…。そんな場所を完璧に清掃するお仕事。本当に頭が下がる。そしてこの方のご遺族への対応がとても優しく人柄があふれている。故人の足下で寄り添うように死んでた子犬の話が印象に残った。とにかく孤独死だけは絶対にしたくないと強く思った。2017/02/25
鬼灯の金魚草
19
読友さんに教えて頂いたので、図書館に予約を入れたらたまたまあったので早速読む。たとえ肉親であってもお金が絡むと人格が変わってしまうのだろう。せめて自分がこの世から去るときは周りに迷惑かけないようにしたいもので、なるべくいろんな人と関りを持ち続けようと思った。2017/03/02
slowlifer
18
死に方には、生き方が反映している。でも、孤独死であっても、生き様や生前成し遂げたことが否定されるわけではないと思う。身内との諍い、病気、多少の内向性、意固地さなど、何らかの理由で、時にはほんの弾みで、社会から孤立し接点を無くす場合もある。社会や周囲の側にも、接点を持たせない仕組みや風潮があるのかもしれない。「死までではなく、荼毘に付されるまでが」社会的に生きることかも。良く生きることは、良く死ぬこと。逆もまたしかり。孤独死は、全ての人にとって他人ごとではないのではと思う。2019/08/13
ふーか4
10
天国へのお引っ越しのお手伝い…孤独に生きる人がたくさんいる現代。孤独に死んでゆく、悲惨な現場でも、筆者のやさしさが伝わる。少しくらい迷惑をかけても誰も怒りません、と。病院で死にたいなと思った。2013/10/17
さっこ
8
前作同様、非常に興味深く読ませて頂きました。あっという間の読者時間でした。2015/09/21
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