内容説明
北極海を潜行中の米海軍調査潜水艦が、最新鋭ソナーで漂流する氷島の内部に廃棄された基地らしきものを発見した。モニターには多くの人間の死体と、何物かの蠢く影が映り込んでいた。やがて基地に秘められた米ソの恐るべき実験と陰謀の正体が明らかになり、地下に潜む驚くべき生物が目を覚ます。ここに、軍人、民間人、科学者を巻き込む、それぞれの人生と人類の未来をかけた闘いが始った!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
39
ノンストップの小説ですね。まあ作者は本当に映画をイメージして書いているのでしょう。クライブ・カッスラーが年をとられたのでそれに代わる作者ですね。冒険のものでは今一番脂が乗りきっていると読んでいて思いました。私も犬が好きなのでここに出てくる犬が気になってしょうがありませんでした。2014/11/11
goro@the_booby
35
最後までアンコの詰まった手に汗握るストーリーでありました。巻き込まれる民間人のマットとジェニファーの関係や狼犬ベインも含めて登場人物のキャラクターも立ってるし再生の物語だし、危機のてんこ盛りでありました。ロリンズ面白いわ!2015/07/19
RIN
34
最後の最後までほっとさせることなくノンストップで突っ走った〝科学スリラー”だった。閉所恐怖症のくせに潜水艦ものが好きな自分としては、潜水艦と氷床と二重の閉所に息苦しくて仕方なかったが、米露の見えざる暗闘とえげつなさにワクワクドキドキが止まらない秀逸なエンタテイメント。ノンシリーズだけに人物描写も丁寧な上、著者が24歳でドクターとった獣医学博士とあって動物や生物の描写も興味深かった。上巻で気になった訳者が変わったことで感じた違和感も内容の緻密さと生真面目な文体がマッチしてしっくりくるようになった。2016/03/09
あっちゃん
29
下巻は息つく暇も無いジェットコースターストーリー!すぐそこにいるのに出会えないもどかしさや、奇跡の再開など、ご都合主義的な辺りもフィクションの醍醐味(笑)2016/04/10
absinthe
24
謎が謎を呼ぶ。恐ろしい怪物との戦い。ロシア軍特殊部隊との戦い。そして米軍デルタフォースも味方ではないかも?登場人物は、ふたつの基地を行ったり来たりしすぎだろう。何往復した?それでもクライマックスはロリンズ節。さすがと思わせる迫力と読後感。
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