岩波少年文庫ランサム・サーガ<br> ヤマネコ号の冒険(上)

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岩波少年文庫ランサム・サーガ
ヤマネコ号の冒険(上)

  • ISBN:9784001141740

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内容説明

ツバメ号とアマゾン号の乗組員たちは,老水夫ピーター・ダックと知りあい,帆船ヤマネコ号で,イギリス海峡に船出しました.ところがピーター・ダックの宝をつけねらう海賊,ブラック・ジェイクがあらわれ,しつこく彼らを追いまわします.初めて味わう本格的な航海の喜び.熱帯の島で起きる思わぬ事件.海洋冒険物語.

目次

目  次

 第 一 部

 1 埠  頭

 2 赤毛の少年

 3 試験航海

 4 アンカーを洗う

 5 ピーター・ダックのふしぎな話

 6 長い話の締めくくり

 7 外 海 へ

 8 大航海の第一夜

 9 ビーチーヘッドからワイト島へ

 10 キャプテン・フリント、いらだつ

 11 闇の中の声

 12 目隠し遊び

 13 決  定

 14 マムシ号を振り払う

 15 ビル、正式に船員になる

 16 夕暮れのマデイラ島

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

53
図書館本。友人からのお勧め。ツバメ号とアマゾン号のクルー達の今回の冒険は、フリント船長との新たな船「ヤマネコ号」での航海だ。いつもより大きな船に期待を膨らませ、熟練の老水夫ピーター・ダックを補佐に、子ども達は旅に出発する。そこには暗い影が落とされていた。どんな展開になるのかワクワクドキドキ。★★★★☆2021/10/27

たつや

50
老水夫ピーターダックの目線で物語が始まり、徐々に状況が見えてくる展開が上手く面白いなと思った。作者による挿し絵も細かく上手くイメージがつかみやすい!絵が脳裏に浮かび動き出す。渡りに船の流れでピーターダックも仲間になり、ヤマネコ号の船出が始まる。当時は海に対する憧れが強かったのがよくわかる。今でも船が好きな人、海、冒険好きは多そうです。ジブリでこの巻を映画化したらヒットするだろうなと、真剣に思う。2017/04/11

ユメ

31
ツバメ号とアマゾン号の子どもたちはついに海へ出る。彼らの新しい船、ヤマネコ号はとびきり素晴らしい。何と言っても「どこへだって行けまさ。」と船と乗組員の気持ちが通い合うところ。私には船遊びの経験がからきしないけれど、自分の乗っている船を心から愛することのできる誇らしさが、ヤマネコ号と子どもたちから伝わってくる。子どもたちもキャプテン・フリントもピーター・ダックも、風が出ているときは帆走することに強いこだわりを持つ。ランサムが生き生きと描き出す、船が風を受けて走ることのロマンに私は強く魅せられる。2017/06/18

くみ

24
今回は「ヤマネコ号」で外洋航海!いつものメンバーに老水夫ピーター・ダックが加わります。しかし彼が加わったことで、タチの悪い海賊ブラック・ジェイクが付き纏う。なんでもピーター・ダックは孤島に埋まった宝の場所を知ってるらしい。。最初は宝に興味ないと言っていたキャプテン・フリントも次第に誘惑に勝てなくなって、とうとう一行はカリブ海を目指します。カリブ海?!子供達大丈夫なの?カリブ海、海賊、孤島、宝物、、「宝島」みたいになってきました。前回とは様子がガラリと変わり、緊張感の走るシーンも増えてきました。2019/12/22

くみ

13
今回の休暇はキャプテンフリントのヤマネコ号で外洋クルーズに出発!それだけでも心躍りますが、そこに「海賊」「孤島」「埋められたお宝(推定)」が加わり、更に高揚します。今回の中心はミスターダック。彼を軸に物語が展開していきます。敵役のブラックジェイク、小さな船乗りビルと個性的なキャラクターも盛り上げます。果たして宝の埋まっているカニ島に辿り着けるのか?本当に宝はあるのか?再読ですが、初読のときよりも胸の高鳴りを感じます。2023/03/18

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