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内容説明
一緒に最高の死を迎えることを誓いあったカナメとシイナは、目の前で人が自殺する瞬間を目撃することになった。これをきっかけにシイナは、ますます死の思想にのめり込んでいき、カナメも彼女を追ってどんどん周囲から孤立していく。そんななか、カナメのコンプレックスの元凶だった母親が首を吊って死んだ。母の死をきっかけに父親に引き取られたカナメは、生活こそ変わったが死の思想が頭から消えることはなかった。ちらつくツグミの影とともに、物語は徐々に黒さを増していく……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロ
24
う〜ん!とても鬱々としている!良い!2019/04/05
Ume
1
こういう作品になんの意義を見出しているんだろう?2021/06/27
いく
1
見たくないものを見させられてる感覚。でも見るのをやめられない。2019/08/10
バッタ屋みどり
1
なんだかよくわかんねーす。2018/06/22
ankowakoshian11
0
母親が死に父親の再婚家族の元で暮らすカナメ。一方カエデとシイナは仲良くなり。シイナから拒絶されたアイリはカエデにもシイナを構うなと忠告するが逆にアイリがシイナを傷つけていたのでは?と問われて反論できず。生きたい人に死ねと言う/死にたい人に生きろと言うことは同じくらい酷いことなのでは?と。うーん……正論かも。ひとり廃校にきたカナメはアザミと再会するが「君は生きる意味にすがる構ってちゃん」と言い捨てられ茫然。うーん……それも一理ある。DVを背負い生きるのに疲れた少年少女、その中で異端なのはシイナちゃん……。2021/06/15