竹書房文庫<br> 百物語 サカサノロイ

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竹書房文庫
百物語 サカサノロイ

  • 著者名:エブリスタ【編】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 竹書房(2018/02発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801913875

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内容説明

呪いのカウントダウン。百物語でヤバいの8話目ってほんと?

「お母さん、ぼくきょうだいがほしいな! 」
弟ができた。妹もできた。
「お父さん、今度はお兄ちゃんがほしい! 」
「……お姉ちゃんでもいいかい?」
え、それって――……恐怖の答えは第44話に!

〈サカサノロイ=逆さ呪い〉。それは百物語を逆から紡ぐことで完成する呪法。母が葬式の夢を見ると知っている人が死ぬ。ただし、それが誰かは分からない…不吉な予知能力を持つ母と暮らす娘の恐怖「葬式の夢」、文通相手の家を内緒で訪ねてみると、そこは1年前の火事で更地になっていた。だが、家に帰ると新しい手紙が…「文通友達」、死産を受け入れられず幻の子供を育てるようになってしまった妻。やがて夫は真実に気づく…「妻」ほか、最恐の百話を第百話からカウントダウン! 読むほどに怖くなる呪式、あなたはどこまで読破できますか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chatnoir

15
表紙と、コンセプトは好きだけど、創作ものだったのかぁ。そして、書き手がまちまちだとやっぱり一貫性がなくて読みにくいね。最初の話は昔ペンフレンドがいた事があるから ちょっと怖かったなぁ。昔は名前も住所も雑誌にさらけ出してたから色んな所からお手紙が来たよ...アメリカの刑務所の中とか(笑)2019/07/06

ぐりとぐら

15
[kindle]体験談の怪談ではなく、怖いショートショートって感じ。書いている人がそれぞれ違うので、バラエティーに富んでて飽きない。最後、もうこの後はヤバいというオチも多く、こういうのは、体験談では出せないところであって、これは、好き。2018/03/04

雨川 海

8
百話から読み始め、最後の一話で……。 この感じは興味を惹かれます。体験談風、心霊風、サイコ風と、バラエティに富んだ作品です。 「二人三脚」は、主人公が上半身と下半身を間違えるほどのパニックになり、錯乱した様子が斬新です。文字で表す特殊効果? かも?2018/03/06

dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない

3
手順通りに百話語れば災いが起こるとされる百物語。それを逆から始めれば果たしてどうなるだろう。恐怖が恐怖を生み出し呪いの様に連鎖していく。そして、一番最初の話にたどり着いた時、最後に待ち受けているのは何か。 *** エブリスタから出ており、今まで読んだ中で一番実話怪談系だなという印象を持った一冊。創作のような話と実際にあったような印象を受ける話が半々ぐらいだった。 全百話からなる短めの怖い話がずらりと並び、かなり読みごたえがある。収録されている話の内、2025/06/01

パトリック

1
ある意味実話系怪談の悪い面が出ているかも。こけおどしでない冷静で正確な描写が肝心だと思う。2018/03/06

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