内容説明
本所の貧乏長屋に住まい、用心棒をなりわいとする天馬蔵之介。三十もなかばを過ぎ、けっして若いとは言えぬものの、その居合の腕前は天下一品。自由気ままな浪人暮らしを楽しんでいた。そんな蔵之介であるが、用心棒としてはまだまだ駆け出し。もちまえの剣の腕と頭のきれで、やっかいな依頼をなんとか片づけてきた蔵之介が、ある日、風変わりな用心棒仲間と出会う。町のごろつきどもを、かたっぱしから素手で打ちのめしたその用心棒の正体は、なんと、さる大店の箱入り娘であった。とはいえ、実は蔵之介にも、人には言えぬ秘密があったのだが……。高貴な用心棒と最強の小町娘が贈る、期待の新シリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
46
今日は日曜日で爺さん関係の人も来ず、ゆったりとした一日を過ごしております。お陰で久し振りに本が読めました。縦のものを横にもしない爺さんが正月以来初めて自分で冷蔵庫から🍺を取り出しました。如何に私が過保護か・・ う~ん、お屋敷も娘もほっといてなにが用心棒で長屋住まいですか!。途中で投げようと思ったけれど、それなりの経緯が無けりゃ3巻まで続くはずはないと最後まで読了。そうよねぇ殿様として屋敷に籠ってちゃ世間の事はわからない。用心棒を大店の娘がしてたり、勾当があこぎな金貸しをしてるなんて・・私も知らなかったわ2023/06/18
ひ ろ
22
★★★☆☆ またやっちまいました。シリーズ一巻目を最後に読むという大失態(笑) だってタイトルに番号振ってないし、発刊日も書いてないし、読んでみないと順番が判らないのよね。 ま、「そういう設定だったのか!」という面白さはあるのだけど。。2023/02/20