文春e-book<br> もものききかじり 下

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文春e-book
もものききかじり 下

  • 著者名:今日マチ子
  • 価格 ¥1,119(本体¥1,018)
  • 文藝春秋(2018/02発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163908038

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内容説明

大人になって数年、夢をみていられる最後の季節。10代の終わりに描いた未来を生きながら、現実はそんなに楽じゃないと気づいている。もっと上手に生きることだってできるってわかってる。うまく歩けないのは、片手で夢を握りしめているから。でもいつかそれが両手一杯の花束に変わるって信じてる。
まだ青春を生きているすべての人に幸あれ!
今日マチ子

劇団の主宰の柿沼さんは学生時代に双子を出産し、シングルマザーで勉強育児演劇を同時にこなすパワフルな人。劇団の看板女優の泉さんは自分が決めたことを決して諦めずまっすぐに進む。同居している友人で美人の栗山さんには、新しい彼氏との進展が。
まわりの人たちとくらべ焦り悩むもも。派遣先での仕事をなかなかやめると切り出せず、ゆれる日々を過ごす。そんなときに、人気ライターの月野源から今、自分が書いている演劇の脚本に出てほしいと言われ……。
夢をあきらめない全ての人におくる、応援コミック。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

42
さあ、はじめよう!ちっぽけな勇気でも、必要な時があるわけだ。君にも、僕にも。2023/09/24

KI

40
翼さえあればどこへでも行けると思ってた。飛び方も知らないのに。行きたい場所も知らないのに。2020/05/14

愛緒

13
あとがきにて『うまく歩けないのは片手で夢を握りしめているから。でもいつかそれが両手一杯の花束に変わるって信じてる』。この言葉にガツンときました。夢描いた今の職業のはずなのに、理想と現実をつきつけられ、それでも毎日がむしゃらに頑張った3年半。長く生きてる先輩からしたら3年半なんて短い期間なのかもしれないけど、私にとっては濃くて長かった。次の人生をどうしようか最近悩んでた、そんな中でこの言葉は染みた。私の今はまだ花弁1枚にも及んでいないかも。両手一杯の花束に変わるって信じて、もう少し頑張ってみようかな。2020/09/25

みなみ

12
Kindle読み放題で一気読み。ももの恋愛、婚活、演劇ひとすじで生きること。それぞれ旅立って行くもものルームシェア仲間。もも自身もすこしステップアップしただろう。最初好感度が高かった男がほんとうにいい加減で、その塩梅が非常にうまい(笑)でも作風や絵柄でドロドロにならないのが良かった(だからといってリアリティがないというわけではない)ももの演劇がうまくいくかはわからないのだが、夢見る女性に頑張って欲しいと読んでいて思った。エールを贈りたくなる魅力的なキャラクターたちだ。2023/10/14

sin

5
kindle版。作家買い。リアルなんだろうな。う~ん、年をとりすぎたかな、物足りない。2018/05/17

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