内容説明
もも、26歳。夢、半ば。
週3で派遣の事務をしながら、小さな劇団で女優をしているもも。
職場の同僚には演劇をやっていることは秘密。
なぜなら一番大切なものだから。そして失うのが怖いから。
美しい友人、活力ある劇団主宰、迷いのない看板女優の中で
からっぽな毎日を生きるももの不安と焦り。
このまま変わらずにいていいのだろうか--。
夢にむかって進もうとする26歳の女の子の心情が風景と結びつき、著者ならではの美しい色使いに魅せられる、オールページフルカラー!
ウェブ「花椿」の人気連載、待望の書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
66
【頑なに秘密にするのは、一番大切なものだから。そして――失うのが怖いからだ】さとだももは20代の半ばを過ぎて、月水金は派遣で事務をし、他の日は何をしているのかというと、小さな劇団で女優をやってます。演劇は自分にとって大切な秘密――。オールカラー。2018年刊。絵柄・内容ともに、こんな感じ好き!<ふんわりやわらかそうに見えて、桃の種は固いのだ。/「桃には旬があるんです!!」…でも、人間のももの旬なんて、誰にもわからない。/桃は傷つきやすい。人間のももは――。いや、傷ついたよ、あのときは。でも今は平気>と――2026/02/07
ニッポニア
54
うーん、現在を生きるすべての人に読んでほしい。自信がなかったり、経済的な理由で夢を諦めた人がいるとしたら、勇気を少しくれるかもしれない。演劇という、世界に飛び込むべきか、現実を生きるべきか、ももは迷い、決断するわけで、それを見守る気高さというレベルの価値を、この作品は、今日まち子は与えてくれるわけで。2023/09/24
KI
37
覚悟を決める、という覚悟を決めた日。うん、いい日だ。2020/05/14
みなみ
11
Kindle読み放題。ショートコミックで淡々と物語が進んでいく。主人公は派遣社員をやりながら周囲に内緒で演劇をやっているもも。劇団の看板女優の泉さんはももの憧れ。ももとルームシェアする栗山さんはきれいで、常に恋を必要とする女性。柔らかで優しい世界で、それぞれ彼女たちは自分の価値観と世界を持っているのがいい。お互いに相手と自分を比べてギスギスしたりしない。ももは派遣社員をやめて演劇だけでやっていこうとするのだが、そこに好感度の高い男が絡んでくる。恋の行方と演劇の行方がどうなるのか気になりながら下巻へ続く。2023/10/14
sin
6
kindle版。作家買い。派遣社員、舞台女優の固く真面目なももちゃん。年齢、生き方揺れるお年頃。2018/05/17
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