- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
2009年、オバマが「チェンジ」を合言葉に登場。医療保険、同性婚支持、移民政策において、平等化への歴史に新たな一ページを刻んだ。八年後、トランプも「チェンジ」を訴えて登板した。「チェンジ」の価値化こそは、アメリカ文化の柱だ。しかし、どのような「チェンジ」か。本書は、アメリカの社会変革の原動力として、人種、移民、女性、LGBTの平等化運動を取り上げ、政治、経済、社会、文化の歴史的変化を見る。そして、トランプ政権による揺り戻しと、反動への抵抗勢力の激突を描き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
27
アメリカのアジア人人口は増えているが、会社の重役の割合で見るとかなり低いことがわかる。日中韓を一緒に語られるのは問題があるが(バンブーの天井)、インド系だけはかなり重役として用いられている見方は面白い。社会的スキルやソフトスキルの習得が疎かとはAmy Chuaのタイガーマザーによる。LGBの親に育てられる子供は仏の男女間の夫婦に育てられる子供に比べマイナス点はないという論文が17年に出たという。人種、移民、女性、LGBTなど、著者の主観など盛り込まず変革の歴史を明記。18年著。2020/10/03
あやの
1
移民についての授業のための準備。第1章のみ2018/04/17
ほこり
0
ジェンダーから見たアメリカ。 たまに出てくる日本がクソすぎて少し病んだ。男も女も生きにくすぎるだろにっぽん、、、
K
0
アメリカ社会の変遷を、移民・女性・性的少数者をテーマに論じる。かなりリベラル寄りでトランプに対して厳しい(私はそれでいいんだけど)が、昨今の情勢がわかりやすく整理されている本だった。2018/05/21
Kanetaka M. Maki
0
米国はなぜ変わり続けるのか。移民、ジェンダー、LGBTなど多様なトピックを一冊で扱っているので、とても読み応えがあります。 混乱期の米国の今を理解する上で、ベストな本だと思います。2018/05/03