―<br> 世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader


世界史とつなげて学べ 超日本史 日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史

  • 著者名:茂木誠【著者】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • KADOKAWA(2018/02発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046022271

ファイル: /

内容説明

日本史と世界史をつなげれば、歴史の謎が手にとるように解ける!
なぜ足利義満は日明貿易を進めたか? どうしてザビエルは日本に来たのか?
世界史の人気講師が初めて明かす「世界史と日本史のあいだ」。

なぜ日本では、世界史と日本史を合わせて学ぶのは近現代になってからなのか?
人気世界史講師はいいます。本来日本は鎖国まで、つねに世界とともにあり、そのなかで世界の荒波に負けずに、自主独立を保ってきた、と。

そこで本書では、弥生時代に時代を遡って一気に現代まで「世界史と日本史のあいだ」を論じていきます。
そもそも日本人はどこから来たのか? 超グローバリストだった足利義満、戦国時代の輸出品は「武器と傭兵だった」……。
日本史も知る世界史のスペシャリストだから書けた、最先端の歴史研究を踏まえた「大人の教養」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さくらさくら

49
面白かった。あまり好きではなかった古代史も、とても魅力的で興味が持てた。本文中に『「神の前の平等を説くキリスト教は、江戸幕府の身分制度を揺るがしたために弾圧された。」などという説明が的を射ないこと…』とあり、正に私が日本史の授業で教わり「キリスト教国は王政が多いのに日本ではダメなの?」と疑問に思った答えがこの本にあった事に笑ってしまった。それと、巻末に参考文献はないが、文中には載っているので、興味を引かれた『キリシタン時代の研究』を図書館で借りてみた。もっと深く知識を得たいと思わせる本でした。2019/02/20

ちさと

32
古代〜江戸時代までの日本史を世界史の一部として位置付け、先祖が世界とどう関わってきたかを解説。古墳・平安時代にもナショナリストVSグローバリストがいて、対外向け政策を重視していたことは学校では学ばなかった。戦国・江戸時代になると欧州列強が干渉してきて、日本史も躍動の時代になる。秀吉のバテレン追放と徳川幕府の鎖国の最大の動機に目から鱗。今までとちょっと違った観点から見られるようになりそう。歴史っておもしろい!2018/10/13

スウィーニー校長

20
★★★★☆ youtube の「CGS 茂木誠 超日本史」という動画で知り、読んだ。 日本史通史だが、1章はDNA、2章は神話、3章以降は外国との関係を絡めて日本史を展開。 〇〇時代という括り方をせず新鮮。 教科書ではサラッと流される、外国と関わった事件を多く扱っており、知らない事だらけで面白い。 著者は話上手なので、本書よりyoutubeの方が面白いかも。2019/01/30

アキ

20
飛鳥時代の隋との関係は、決して朝貢せず対等な関係を保つため絶妙なタイミングで相当な外交手腕を持っていたことを中国側の資料で紐解く。日本文化の特徴は「武士」の出現が他の国とまったく違う様相になる所以である。例えば戦国時代でなければスペインが布教と出兵により九州をフィリピン化する可能性があったが、秀吉・家康のキリシタン追放とスペイン無敵艦隊がイギリスに破れる時期によって救われた。日本史の視点を180度反対から見る世界史との関連が表と裏を逆に見た感じで日本の特殊性を感じさせてくれる。さすが茂木先生の話は面白い。2018/04/24

hk

18
世界史の中に日本史を埋め込んで語るというのが趣旨。最近この手の本は手垢に塗れており食傷気味である。本書もどこかで聞いた言説の寄せ集めで新鮮味はほぼ皆無だ。さらに世界史の記述も杜撰なら日本史の記述も舌足らずであり、あぶはち取らずとなっている。著者の茂木氏は現役の予備校講師であり、歴史をかみ砕いて説明することに明るい。初期の書籍は非常に完成度が高かった。だがどうも最近筆が乱れているように見える。本書のコンセプトもしっかりと読書をしておけば、時代錯誤なものだと気付けたはずだ。筆力があるだけに残念でならない。2018/07/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12652993
  • ご注意事項