ビッグコミックススペシャル 一人交換日記（２）

著者名：永田カビ【著】

小学館（2018/02発売）

• ISBN：9784091898470

内容説明

愛は、そこにあったんだ。

『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』『一人交換日記』と、自らの人生を描いてきた永田カビ。新たに得た友人との交流、漫画家としての活動、親との葛藤などを経てたどり着いたのは…入院！？　いままで気付けなかったこと、いまだから気付けたこと、そのすべてをセキララに描き出す衝撃コミックエッセイ！　単行本だけの描き下ろし後日談18ページ収録！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みき]

過敏すぎて辛いんだろうなあと思った。自分にも共通するところがあるような気がしたし、筆者が愛らしく感じたところもある。 家族や友人の捉え方はその時々変わるものだと思う。また、自分にとって良いこと、悪いことは意図せず多発し続けるから変化や起伏に慣れている人が気楽に生きられるのかな。 自分や家族の人生を漫画で切り売りしている気がするという悩みは、筆者が真剣に人生、漫画に向き合ってるからこそ生じた悩みだろうなと思った。だから、終盤の「私にとって漫画は人生だ。」と考え出した部分は少し感動した。

2018/03/22

[オザマチ]

またこの人の漫画を読みたい。ルポ漫画でも、オリジナルでも。

2018/02/10

[あーびん]

「助けて」「苦しい」「寂しい」心のバランスを崩していく自分を分析しつづける著者がすごい。アルコール依存症になりかけて入院した後、両親からの愛情を素直に感じられるようになって少しほっとする。ほんと愛って大事。

2019/11/19

[陸抗]

家族に愛されてないと感じてた作者が、徐々に家族の愛を感じられ、やっぱり家族が好きだと再確認出来てた。けれど、アルコール依存性とか、症状は悪化している…。一番辛いのは自分！自分なの！と訴えていたのが、少しずつ周りに目を向けれるようになっていっただけでも、かなりの進歩だと思う。幸せに、なってください。

2018/06/14

[でんか]

ノンフィクションであって、フィクションでもあるのだろう。1巻目は、いやーそういえば若い頃はこんな感じで思考がツボってたな、と読んでいてなんとなく理解できる部分もあった。が、今巻はそういう感じでなくて、作者さんの思考がどんどん自分の理解できない範疇へ行ってしまう感じがした。なので、そういう、共感して読む本ではないのだな、と思った。若い頃に読んでいたらまた違ったかもしれない。ユニコ懐かしい。アニメ見たよ。手塚治虫のリバイバルなんでしょうか。

2018/02/14