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内容説明
人材・働き方が多様化する制約社員時代の戦力をどうマネジメントするか? 目先の問題の解決に終始して大局観を失った日本の人事を検証し、交渉化・市場化ベースの雇用管理、仕事基準の報酬管理などの改革策を提示。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Miyoshi Hirotaka
24
正社員は貢献度と賃金が一致しないシステム。若年層と中高年層には過払いに、中堅層には過少払いになり、生涯で辻褄が合う。しかも、働くことに制約のない社員が潤沢に供給されることが前提。ところが、子育、介護、高齢、転勤できないなど、働くことに制約のある者が増えた。この外部環境の変化に適応するには、組織内で社員がプロとして自営業化することを会社が支援し、仕事と成果に基づく成果主義への傾向を強める必要がある。そのためには、双方が「賢い交渉人」として組織内ですり合わせる技術を高めるとともにその努力を惜しんではいけない。2017/06/14
koji
2
多少人事制度を齧っていたので、最新動向を知るうえで、時々人事関係の書籍を読むようにしています。本書は、人事に造詣が深い今野浩一郎先生の本だけに興味深く読みました。私の問題意識とピタリと一致しました。日本企業は、超安定的な職能資格制度(年功序列制度)を経て、90年代終わりから2000年代までに成果主義が席巻しました。しかし、そこには「制約社員」と「無制約社員」という2つのカテゴリーの対立が温存されていました。それを止揚する試みが既に始まっていることを本書は丹念に説明しています。人事関係者必見の良書です。2013/06/13
Mika Otomo
1
働き手のニーズも会社のニーズ。高付加価値人材とは、、、奥深いテーマ。どこにいる?どうやって育てる?2019/08/14
かわチラ
1
人事制度における主要な論点ついて、その背景から過去、現在、将来まで分り易く示唆に富む内容。人事担当や人事コンサルは必読。2017/01/30
Akitoshi Maekawa
1
どれぐらいメモを書き込んだか、というぐらい勉強になる本だった。人事管理の体系だった解説から始まり、今後に向けた示唆に富んでいた。従業員の育成が雇用管理に位置づけられる、というのが自分の中で色々なものがつながった大きなポイント。従業員規模によるかも知れないが、人事機能は特に細かくしてはいけないと思う。ダイバシティにもヒントになる箇所があり、「時間あたり採算」で評価するとどうなるんやろう?とかはすぐにでも検討したい。尊敬する先輩に言われた「組織が大きくなるとフリーライドが増える」を撲滅するチャンスかも。2014/12/31
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