角川ebook<br> ホルケウ英雄伝 この国のいと小さき者 上 (角川ebook)

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角川ebook
ホルケウ英雄伝 この国のいと小さき者 上 (角川ebook)

  • 著者名:山浦玄嗣【著者】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • KADOKAWA(2018/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041048283

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内容説明

静かなる野、モーヌップの大地。バンドー(坂東)から移り住んできた豪族による、「米一石借りたら返す時は二石」という掟に、エミシの民は苦しめられていた。エミシを騙して得た毛皮や海産物を売り大儲けしていたウェイサンペの連中に、青年マサリキンは怒りを覚える。さらに美女・チキランケが女奴隷として召し出されると訊き、憤慨したマサリキンは、一目で恋に落ちたチキランケと共に馬で逃亡を試みる。追っ手に囲まれたマサリキンが「邪悪な心、恥を知れ!」と敵の魂に呪いをかけると、マサリキンの操る黒馬の目は火のように光り、口には大きな牙がはえ、襲いかかる相手を噛み殺した。逃げ切ったマサリキンは訪れた集落で出会った長老から、「不正を見て怒らないのは怠けの罪」だが、マルコ党への敵対は帝への反乱者と見なされると諫められる。しかし愛馬が殺したのは、敵将の愛息だった。運命はマサリキンに反乱軍への参入を促すが、マサリキンとはぐれたチキランケは再び囚われ、鎮所で按察使の愛人になることを命じられるが――。

※本書は、2016年12月26日に配信を開始した単行本「ホルケウ英雄伝 この国のいと小さき者 上」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マッピー

12
エミシの視点から見る古代東北史。まつろわぬ人と言われ、結局討伐されて歴史の中に消えていったエミシ。そんな彼らがどうやって暮らし、どう大和朝廷に滅ぼされていったのか。初めて生まれ故郷のケセから出て、諸国遍歴の旅に出たばかりの若者マサリキンと、ひょんなことから知り合った美少女チキランケの恋。すれ違いばかりの恋。そして物語の骨子であるエミシの反乱。これについては結末を知っているだけに、この結果が二人の恋にどのような影響を与えるのか。 ストーリーは単純なんだけどそれだけに終わらない面白さがあって、ぐいぐい読める。2019/02/10

ni445

2
エミシの反乱を描いた歴史もの?ファンタジー?歴史とどれぐらいリンクしてるのかまだわからない。学術書的というか、エミシの考え方、生活を描こうとして、説明が細かくなりすぎて読みにくかった。やっと私のエンジンがかかったのは上巻の9割を読み終えたころでした。2017/02/05

よい

1
★★★★☆2017/10/06

湖宮

0
下巻で2017/05/12

ほにょこ

0
★★★☆☆ なかなか言葉に馴染めませんでした。 慣れれば独特の味わいがあっていいものです。 オッカイポは応援したくなりますね。 期待していた展開とは違ってきましたがハッピーエンドになるんですかね。 続けて下巻を読みます。2017/02/18

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