内容説明
高校生活を“ぼっち”で過ごす遥は、ある日突然クラスメイトとともに異世界へ召喚される。気づけば神様の前にいた遥は、チート能力が並ぶスキルリストから異世界で生きるために好きなスキルを選べることになった――と思いきや、スキル選びは早い者勝ち。チートスキルはクラスメイトに取り尽くされていて!?
売れ残りの微妙なスキルしか得られなかった遥は、『ぼっち』というスキルの効果でパーティーが組めず、異世界でも孤独に冒険する。そんなときクラスメイトの危機を知った遥は彼らを救うと密かに決意し、チートに頼らず、チートを超える異端の最強への道を歩み出す――。最強ぼっちの異世界攻略譚、開幕！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
16
なんとなく買い。絵は可愛らしくて大変良い。 物語は一クラスまるまる神様の力で異世界に引きずり込まれた話。授かる異能が選択制かつ早いもの順なせいで逃げ隠れした主人公が最後になり、残りものを全部押し付けられた、という展開が面白い。 癖の強すぎる文章と個性的過ぎる主人公が語り手という二重苦で非常に読み難く、天丼ギャグも大体寒くてウンザリするんだが、話自体はきちんとしているので続きは気になる。2023/07/02
T
12
クラスメイトごと異世界に召喚された遥。彼は、スキルリストからスキルを選ぼうとするもチートスキルは既にクラスメイト達に取られており、微妙なスキルしか得られなかった。チートを持たないぼっちが異端の道を歩む異世界攻略譚、開幕。読み辛さがあり、主人公・遥が合うか合わないかで評価が分かれそうな印象ですが、余り物のスキルが集まった結果や、クラスメイト達とのボケとツッコミが個人的には楽しかったです。一つの難局を乗り越えた遥たちが、これからどういう冒険をしていくのか楽しみです。2020/11/28
爺
5
昨日登録したのは間違いでした( ;∀;) 読んだのはこっちの文庫の方……。2024/01/02
フラチキさんです
5
★☆☆☆☆ 読むのがただただひたすらキツい。主人公の考えやセリフの文体はおかしいし、明らかなろう小説感あるヤンキーや他の男を貶める主人公、何故かベタ惚れなヒロイン達、圧倒的主人公優遇チートスキルなどなど読むのが苦痛でしかない。そのうえ頭のおかしい文字がページにギッチギチに詰まってるものだから読んでて死ぬかと思った。続刊買っちゃってるんだよなぁ...。もはや伝説級に読み辛いから逆に読んでみようかなとは思う笑。2021/11/20
真白優樹
5
ある高校の一クラスが異世界召喚される中、クラスで1人で過ごす少年が売れ残ったスキルを手に歩き出す物語。―――チートはいらない、必要ないから。まるでカカオの含有率がとんでもない事になったチョコのように、果てなく濃い味を持つこの物語。一見するとどこを楽しめばいいのかも分からない、そんな理由で肌に合わない読者様も多そうである。だが、一つでも面白さを見出した読者様であればきっと楽しめる筈、そんな物語である。主役じゃないと嘯くもまるで主役の如く周りを振り回す少年。彼がこの先出会うものとは。 次巻も須らく期待である。2018/01/30
