内容説明
アリストテレスによって弁論術・詩学として集成され、近代ヨーロッパに受け継がれたレトリックは、言語に説得効果と美的効果を与えようという技術体系であった。著者は、さまざまの具体例によって、日本人の立場で在来の修辞学に検討を加え、「ことばのあや」とも呼ばれるレトリックに、新しい創造的認識のメカニズムを探り当てた。日本人の言語感覚を活性化して、発見的思考への視点をひらく好著。
目次
序章1 レトリックが受けもっていた二重の役わり
序章2 レトリック、修辞、ことばのあや
第1章 直喩
第2章 隠喩
第3章 換喩
第4章 提喩
第5章 誇張法
第6章 列叙法
第7章 緩叙法
本書のなかのおもなレトリック用語
おもな引用文献
あとがき
佐藤信夫 または ことばへの信頼(佐々木健一)



