わくわくライブラリー<br> ケロニャンヌ

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わくわくライブラリー
ケロニャンヌ

  • 著者名:安田夏菜【作】/しんやゆうこ【絵】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 講談社(2018/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061957619

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内容説明

カイトくんはちょっと太めで、運動が苦手。体育の時間はみじめな気持ちになってしまう。おまけにかわいがっていたネコのマリニャンヌとアマガエルのケロポンまで天国にいってしまった。悲しくて学校を休んだカイトくんの前に、へんな動物があらわれた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

読書国の仮住まい

4
著者初読み。 小学三年生のカイトは小太り。 それをヨシキやルカといったクラスメイトに揶揄われている。 彼の心の支えはケロポンと名付けたアマガエル。 もう一匹、猫のマリニャンヌもいたが半年前に死んでしまった。 そしてケロポンもまた死んでしまう。 学校で揶揄われ早退した次の日、変な動物が伏せていた。 この世に未練を残したケロポンとマリニャンヌの残り命を合わせたケロニャンヌと名乗った。 それぞれとは勝手が違うが、それでも楽しく過ごしていると神様が現れていう、それはルール違反だと。 誰かを思う気持ちは消えない。2022/03/30

ろばこ

2
亡くなったペットのネコとカエルが合体して帰ってくる。命の大切さや残された人の思いなどのテーマを子供が読んでも分かりやすいと思う。2015/10/22

ふみ

1
友達には毎日バカにされ、ペットの猫のマリニャンヌと、アマガエルのケロポンまで死んでしまい落ち込むカイトくんの前に不思議な生き物が現れた⁉︎ 挿絵に惹かれて買ったんだけど、子ども向けとは言え大人にも通じるテーマで、しんみりしてしまった。 喪失に向き合うこと、自分を肯定すること。 子どもの頃に読んでいたらどう感じていたのかなぁ。もしかしたらピンと来なかったかな。子ども時代の自分に感想を聞いてみたい。 それと、カバーと本体の装画がほんの少し違っていて、遊び心があって面白かった。ケロニャンヌがかわいかったです。2016/05/29

菱沼

1
面白くはあったけれど……。カイトをからかっていた(いじめて?)同級生ふたりを、無理矢理「カイトくんが好きなんですね」のように持っていくのはどうかと思った。なんとか大団円、なんとか友だち大好き、なんとか前向きにしよう、とする作為がなければいいのに。苦手な子を苦手と言いたい子にとっては、この「友だちハッピー主義」は辛いのではないか。2016/04/27

しげパレード

1
亡くなったペットの猫と蛙が合体して飼い主の男の子に会いに来る児童書。ケロニャンヌとのドタバタ面白話と思ったけど、命の意味とか残された者の思いとか、考えさせられるラストだった。からかわれてばかりの男の子のことがひたすら大好きな2匹が凄くいいなぁ。2015/05/18

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