雲一族と泥ガール(2)

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雲一族と泥ガール(2)

  • 著者名:三月えみ【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 講談社(2018/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065108666

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内容説明

貧乏な4兄弟の長女・すずめ。ある日、父親が亡くなり、すずめたちはセレブな一族、七海家に引き取られることに。 長女のすずめは七海家が抱える問題を解決しようと奮闘。だが、父を亡くしたばかりの兄弟たちは、すずめの行動にさみしさを感じていた。「養子だから、大切なことがわかっていない」と七海の長女・瑠璃に指摘されたすずめは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

野森(のもり)

7
すずめの家族観は素敵だけど、2巻ではすずめの脆さが見えた。肝っ玉かあさん的な性格かと思いきや、自分が1人にならないように、自分を必要とされていたいという思いも少なからずあったんだろう。玻璃の素顔も少しずつ見えてきて、すずめと玻璃の結婚とか、冗談だとしてもドキドキしてしまった……!瑠璃さん美人なのに迫力がすごくて別の意味でドキドキ。大家族ものの短編は泣いてしまった。2018/02/14

アキナ

7
両親を失い、上流階級な親族に引き取られることになったすずめ一家のお話。自分だけ養女だったために、家族の絆を何より深めておきたいと考えるすずめ。家族だろうが人生は個人の物なのだからとすずめの盲信を解こうとする凪。病んでるのは七海家だけではなく、すずめもだったのだなぁ。別な読み切りも載っていますが、そちらも大家族を育てる長女のお話。キレイにまとまっていて面白かったです。2018/01/14

punto

3
人から必要とされたいという気持ちは、人として当然のことだと思う。人間は社会的な動物だから。だからといってそれは、他人の自立を妨げるのが正義だということではないし、人に必要とされない人間が、無価値だということでもない。社会の役に立とうが立たなかろうが、自分は無価値ではないと思うことができる、っていうのは大事なのかもしれない。人間の価値は何ができるかとか、誰の役に立ってるかだけじゃないよなぁ。2018/09/20

MamaxKoko

3
短編も家族ネタで、一貫して親代わりに頑張る長女が軸。すごく共感したし、なんか温かいような切ないような気分に。恋愛面も楽しみ。2018/01/17

ちい

3
家族になるために、すずめは行動に移すけど七海家の溝は深い。また七海家にかまいすぎて、陸島家でも溝が!いろんな人の気持ちが交差して、すれ違い(´・ω・`)大家族の長女ってお母さんがいない分わたしが頑張らなきゃ!って気持ちが強すぎて、「あの子は私がいないとだめなのよ…」ってなっていくのかな。長女じゃないからわからないけどw個人的にはハリさんとすずめちゃんが早くいい感じになれ!って思ってます(恋愛脳)2018/01/17

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