内容説明
あなたの心を支配する暗黙のルール
「癒着」か、「思いやり」か。
ベストセラー『「上から目線」の構造』著者が、「日本的」組織の功罪を徹底分析!
なぜ、「責任の所在」ははっきりしないのか? 「言った、言わない」トラブルから身を守る方法
■感情でものごとが動く社会を生きるには
行政による許認可事業での総理大臣への「忖度」の有無が国会で議論されるなど、どこに原因があるのか究明の難しい社会問題が続発している。そこに共通するのは、「上」の人間の顔色をうかがう「下」の人間が、「上」の人間が指示していないことまで実行してしまうという構造的問題である。それを逆用する「上」の人間までいるからややこしい。ビジネスの世界でも、だれの指示なのかわからない仕事や、よかれと思ってしたことで責められる場面がよくあるのではないか。ベストセラーを輩出する社会心理学の第一人者が、「日本型社会」に蔓延する病理を分析する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Snowy
3
「忖度」について、「忖度」が国民誰もが知る流行語になった後、心理学者である著者によって書かれたもの。「忖度」といえば、今や、不正の臭いがついてしまったが、もともとは、「空気を読む」「相手の言外の意図を察する」から、更には「気配り」「おもいやり」といったケチのつけようのない美徳の言動と同じものであるというのは、気づかされた部分だ。著者はそれが日本人特有のものであり、欧米のコミュニケーションとの差について述べているが、この人はどれ程欧米の人と交流したり生活したりした経験があるのだろう。2018/03/23
Kosmos
2
傲慢な人、他人の言葉に怒り出す人は、劣等コンプレックスを抱えている。劣等感自体は、誰しも持つが、自身の劣等性を直視出来ない場合、コンプレックスとなる。対策は、自身の劣等性を視認して、少しでも有能になるために自分磨きをするという建設的な行動である。具体的には、頭にきやすい言葉や態度を把握して、その瞬間の自分を意識する。自身を客観視することで怒りを乗り越え、感情を鎮める。また、短所を周知し、短所を笑い飛ばせるコミュニケーション能力を持つことである。まずは、喜怒哀楽の感情が生まれる場面を自身が把握する。2025/04/19
Akio Kudo
1
★★★ 忖度が如何に危険な行動か良くわかる。2018/06/16
一龍
1
結局コレも日本の文化なんだよなぁ。 一概には悪いとはいえないと思う。2018/01/08
KOBOY
0
★★☆☆☆2018/04/30
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