内容説明
男たちに贈る辛辣にして華麗、ユーモアと毒にみちた54章の「男性改造講座」!
男の色気はうなじに出る、原則に忠実な男は不幸だ、薄毛も肥満も終わりにあらず、外国語の習得は必要か、成功する男の4つの条件、上手に年をとるための10の戦術など悩める男性を喝とユーモアを交えて実践指導!
周囲の目ばかりを勝手に忖度して、知らず知らずのうちに気疲れしている男性こそ読むべき言葉が満載。
たとえば……
□他人とは絶対に同じ服装をしたくない
□男性と女性は完全に平等であるべきだ
□職場の上司として、若い部下をよく理解しているつもりだ
□恋人・妻に何をプレゼントしたらよいか分からない
□不倫なんてけしからん
黒沢明、有吉佐和子、サッチャー、オノ・ヨーコ、カール・ルイスらの言動に着目し、ギリシャ・ローマ古典やマキャアヴェッリらの知見や美意識に学ぶ。
いまを生きる、悩める男たちへの処方箋。
解説・開沼博
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
50
才女は男性をどう見ているか興味を持ちました。ユーモアは混じっているものの、男性を卑下して見ているように感じました。本当の男性になるにはどうすれば良いかの条件も色々提示していますし。結局男性は人間味のプラスに落ち着いていることが条件なのかもしれません。2020/09/15
たんかれ~
17
塩野節が炸裂。インテリ男はセクシーではないらしい。良い歳の取り方→年齢を受け入れること、自然体であること、優しく、清潔に、恋をする、何歳でも官能的に、、こんなに沢山無理かな笑。とにかくインテリ女子目線の独断と偏見に満ちている感じで面白かった。2021/03/08
tapioka
17
塩野さんが日本の男性達に向けて、良いと思われる男とはを語った本。1章ごとにテーマがありますが、毎回こうあるべきと述べるのではなく、歴史やエピソードなどを混ぜた記述で、塩野さんの嗜好が強く出た作品です。ヨーロッパ暮らしが長いため、こだわりの部分のイメージが湧きにくい点もありますが、歴史に絡めた洞察は深くいものがあります。節々で感じる感覚が女子だなあと思っていたら、20年以上前に書かれた内容だったのですね^^;ただ、割りと感覚的にピンと来ない章もあるので、自分が興味を持った章を中心に読めばいいかなと思います。2018/03/06
yuzyuz_k
11
1990年代前半に発行された一冊。 少し古く感じる部分もありますが、ガキであった年齢から、オトナ?という年齢に移り変わり随分たつ自分にとっては、面白く写りました。 年齢重ねてわかった事が多く、共感できる内容も多いです。 男性だけではなく、老若男女それぞれの視点楽しんでいい内容だと思います。 2018/03/08
まみ
6
斜め読みから退散へ。どうも波があわないようで、乗れなかった。以前、新書を読み終えるのに時間がかかったけど、今回はエッセイだし♪大丈夫、と高を括ったら甘かった。城山三郎描く男が格好良かったので、ついタイトル買いをして撃沈。オリーブオイルたっぷりのパスタも、だしの利いたうどんもいいと思ってたけど、やっぱりニシンそばが好きかも。出直します*2018/09/07
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