内容説明
原作&コミカライズシリーズ累計
80万部突破の〈デス・ゲーム〉シリーズ最新作！
殺（や）るか、殺（や）られるか!?
楽園＝学園から追放された高校生10人
死のバトル・ロイヤル＝〈人狼ゲーム〉で生き残るのは誰か!?
〈あらすじ〉ある日、同じ高校・同じクラスの男女合わせて十人が、一斉に失踪した。
彼らが集められた目的は──生死を賭けた“人狼ゲーム”のため。勝てば一億の賞金、負ければ死……。
『人狼ゲームの始まりです。それぞれカードを取り、自分の正体を確認してください。
構成。人狼側──人狼二人。村人側──予言者一人、霊媒師一人、用心棒一人、村人四人。その他は、狂人一人。
毎晩ここへ集まり、夜八時までに任意の相手に投票してください。最多票を集めた者が処刑されます──』
私は野々山紘美、拉致されて強制的にこのゲームに参加させられた。集められたクラスメイトのなかには、親友もいれば、そうでない者、ちょっと複雑な思いを抱える相手もいる。賞金？ 死？ 本当にそんなものがあるのか、疑問に思うが、だが否応無しにゲームは始まった。今日という日は、残りの人生の最初の一日──生き方すら分からない未熟な私たちは、自分の死に方なんて、想像もつかなかった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yu。
25
目が覚めると何処かの廃施設に監禁され、否応なく生き残りを賭けたゲームに強制参加されられるというパターンは同じなのだが、今回は選ばれた１０人の生徒達全員は同じクラスという複雑に絡んだ人間模様を深く掘り下げていくミステリ要素が強く加味され、また行方をくらませた１０人プラス１人の生徒を追う警察側といった二つのドラマが交互に楽しめる死のゲームの上巻。。誰が味方で誰が敵か‥ ラストで窮地に追い込まれた主人公の展開や如何に！また 事件の鍵を握るであろう１１人目の生徒は下巻でどう動くのか！。2019/09/21
陸抗
14
同じクラスの11人が集められ、命をかけた人狼ゲームが始まる。平行して、警察の捜査が入っているのが珍しい。クラスメイトの抱える秘密と人狼ゲームが混じりあい、復讐者を見つけるのと人狼を見つけるの、どちらが先になるか。ラストの展開は、普通のゲームだったら自分を吊って、占師が本物か偽物か調べるのは有効だよな。命がかかってるから、出来ないけど。2018/10/31
ゆう
8
今回は警察側が動いてるのがなんだか新鮮。メインの人狼ゲームのプレイヤー以外の接点や裏の話とか、色んなのがでてきてる。でもその代わり人狼ゲームプレイヤーの方のやり取りがあまりないかな。気になる所で終わったので、下巻へー2018/10/28
小鹿義生
5
ドラマ版も見たけど、小説版も面白かった ひろみ側と刑事側に別れた話の構成で今までの人狼ゲームより面白かった作品！！ 下も読みたい2022/08/13
風音
5
本屋さんで立ち読み。2018/11/11
