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内容説明
作りおき不要! 準備10分!
誰でも作れるワンパターンごはん、
でも、これがウマいんだ!
アフロえみ子の
1食200円
驚きの食生活を大公開
アフロで無職で独身の、稲垣えみ子52歳。
朝日新聞退社後、激変したのは食生活。
メシ、汁、漬物を基本に作る毎日のごはんは、なんと一食200円。
冷蔵庫なし、ガスコンロは一口、それでもできる献立とは!?
何にしようか悩む必要すらない、ワンパターンごはん。
でも、そのバリエーションは無限で自由。
料理は、自由への扉だ!
だから自分で自分の人生を歩みたければ、
誰もが料理をすべきなのである。
男も、女も、子供も。
自分で料理をする力を失ってはいけない。
それは自らの自由を投げ捨てる行為である。
(あとがきより)
●ごはんはどんな鍋でも炊ける
●味噌を湯で溶く、究極の1分味噌汁
●最強の出汁が出る、干しエノキ
●旬の野菜の食べ尽くし
●ぬか床は最高のお抱え料理人
●塩味グループの調味料で万全
●アフロ式10分クッキング
……目からうろこのアイデア満載!
毎日の食卓のカラー口絵付き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mukimi
137
あらゆるグルメを食べてきた筆者は50代にして物を極限まで減らし、美味しいものを食べるのではなく美味しいと言われるものを食べることに満足していたのではないかと思い至り、辿り着いた食事は江戸時代のような素朴を極めた一汁一菜。「晩御飯どうするかというソフト無限地獄」という言葉に激しく同意し、素材の良さを活かしたシンプルで自由な食卓に憧れる。しかしやはりそれは一人暮らしだからできるのではと思ってしまう私。まず家族の顔が曇るような手抜きと思われるような料理は出せない変な意地を少しずつ捨てよう。ぬか床はじめました。2024/03/29
こばまり
62
恐る恐るの初イナガキ本は清々しいまでの指南書であった。私も日頃食品を食べ切ることに留意しているので参考になった。しかし、解脱するには一度広い世界を知る必要がある。若い内はこの域に達する前に、もう少しジタバタしてもいいのではとも思った。2019/12/09
よこたん
60
“〜人間とは日々うまいものさえ食っていればもう相当に豊かに機嫌よく生きていけるのです。” うまいものは背伸びして必死で掴むものではなく、よく見たら自分の足元にずっと前からあるものらしい。シンプルな暮らしから始まったシンプル(質素とも言う)な食卓は、色々経験して、食べてきた人が言うから説得力がある。旬の野菜は安くて美味いし、噛みしめるにつけ甘みがにじみ出す。お家ぬか漬けを熱く語る女史、もう文章がうまくてどんどん読まされてしまう。こういう考え方や暮らしもあるのだなと思う。真似はしない(できないよ)けど。2020/02/06
Hiroshi Ohno
54
図書館本で読み始めたものの、この内容であれば手元に置く必要があると購入を検討していたところ、最寄りで著者の講演会がありその場で購入しサインも頂いたので星5つ!このまま全てを真似することは無理としても、玄米、干し野菜、ぬか漬けなど、自分自身の生活に合わせ取り入れられることは実践してみたい。実際ご本人にお目にかかり、肌ツヤやスタイルの良さがそうした生活から得られたものと知れば納得感も強い。また、自身SNSへは敢えて自然体な投稿主体としているが、キラキラSNSに対する風刺も正にそのとおり! ☆☆☆☆☆2019/12/26
アイシャ
53
お料理に対する目からうろこの考え方。メシ、汁、漬物で充分おいしいとおっしゃる作者。とってもシンプルなお料理に対する考え方で、そこに費やす時間も費用も大幅に省ける。でもけして貧しい食卓ではなく、ある意味とても手間をかけてらっしゃる。今すぐに出来なくても、いつかは私もと思う。食べることに振り回されない生活というのもとてもいいと思った。2019/05/20