中公新書<br> 腎臓のはなし 130グラムの臓器の大きな役割

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中公新書
腎臓のはなし 130グラムの臓器の大きな役割

  • 著者名:坂井建雄【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 中央公論新社(2017/12発売)
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  • ISBN:9784121022141

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内容説明

一つ減っても大丈夫。そう軽視できるほど、腎臓の人体における役割は小さくない。主な働きは尿を作ることだけだが、それがなぜ生命の維持に必須なのか? 一日二〇〇リットル作りその九九%を再吸収する尿生成の方法から全身の体液バランス調整のしくみ、脳と同じくらい複雑で繊細かつ壊れにくい構造、一三〇〇万人以上と推計される慢性腎疾患の治療まで。背中に収まるソラマメ型の臓器について、第一人者がすべてを解説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

189
腎臓について書かれた1冊。やはり大事な臓器の1つだなと思った。人工透析とか腎臓が機能しなくなってもなんとかなるが非常に不便になるなど勉強になった。2015/02/22

はるわか

29
腎臓のおもな働きは尿を作ることである。腎臓は背骨の両側に位置し、左右それぞれ130グラムほどの小型の臓器である。糸球体は毛細血管が密集した小さな糸玉のうよなもので、血液から尿をろ過する。より多くのエネルギーを利用し活発に活動する哺乳類、その腎臓は高い血圧と大きな血液供給を利用してその活動を果たしている。腎臓は年齢とともに少しずつ壊れ、糸球体の数を減らしていく。腎臓は細胞外液の量と成分(電解質)を調節して内部環境を一定に保つという、生命に不可欠な仕事を一人で果たしている。糸球体は壊れやすく再生することがない2016/10/17

かごむし

19
腎臓の役割は尿を作ること。我々は1日に200リットルも尿を生成し、作られた尿の99%の水分を再吸収して血液に戻すことで、体液の浸透圧を一定に保つための調節をしている。腎臓の役割について、詳細な説明がある。図の入ったわかりやすい説明であるが、相当専門的なところまで突っ込んで話しているため、新しい単語が多く、難しい部分もある。おそらく、入門者から上級者まで網羅した参考書なのだと思う。その他にも、腎臓研究の歴史、進化の過程、腎臓病の話など、普段、考えない臓器である腎臓についての話がたくさん詰まった一冊であった。2022/06/20

トムトム

16
腎臓に詳しくなれますが、少々難しかったです。腎臓はオシッコだけしゃなく、もっと色々なことをしているんだよ!という本を読みたかったです。2023/04/30

macho

13
医学生と腎臓内科レジデントは教科書を開く前にコレを噛むべし。2021/07/17

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