出版社内容情報
トマトは水分が不足すると音を出す。トウモロコシは虫に食べられると、その虫の天敵を呼ぶ。こうしたメカニズムは自然な現象か、あるいは植物が意図的に引き起こしているのか? 最新の植物行動学の見地から、生物の「知性」や「主体性」とはなにかに迫る!
【目次】
内容説明
トマトは水分が不足すると音を出す。トウモロコシは虫に食べられると、その虫の天敵を呼ぶ。こうしたメカニズムは自然な現象か、あるいは植物が意図的に引き起こしているのか?最新の植物行動学の見地から、生物の「知性」や「主体性」とはなにかに迫る!
目次
第一章 植物の意識に関する疑問
第二章 科学界の意識はいかに変わるか
第三章 植物のコミュニケーション
第四章 鋭敏な感覚
第五章 耳を地面に当てて
第六章 (植物の)体は数を記録する
第七章 動物との会話
第八章 科学者とカメレオンつる
第九章 植物の社会生活
第一〇章 次世代への継承
第一一章 植物の未来
著者等紹介
シュランガー,ゾーイ[シュランガー,ゾーイ] [Schlanger,Zo¨e]
アトランティック誌記者。Quartz誌とニューズウィーク誌で環境問題を担当。ニューヨーク・タイムズ紙、タイム誌、NPRなどにも記事を掲載。デトロイトの大気汚染報道で2017年全米科学記者協会賞を受賞、テキサス・メキシコ国境の水政策に関するシリーズで2019年リビングストン賞の最終候補。アトランティック誌では気候変動を担当
岩崎晋也[イワサキシンヤ]
1975年生まれ。京都大学文学部卒。書店員などを経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。