花コイ少年（１）

著者名：重松成美【著】

講談社（2017/12発売）

• ISBN：9784065106754

内容説明

のちの世阿弥となる美少年・鬼夜叉は、申楽という芸能の舞手。舞手としては美しくても、申楽を軽んじる武家や貴族にはおとしめられ、失意の鬼夜叉は、夜桜の舞うなかで美しく舞い踊る。それを見ていた青年こそ、時の将軍・足利義満で――？世阿弥が「能」を創り出した背景にあった、美しき将軍・足利義満の愛と企み。悠久の時を越える室町ラブロマンス、開幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[でんか]

うーん、びみょう。室町時代が舞台で、将軍・義満と鬼夜叉（のちの世阿弥）の話。なんとも中途半端な印象の第1巻。舞の精進をしている描写もそう多くないし、将軍との関係がメインなわけでもない感じ。将軍の方も、何を考えているのか全く明かされず、義満に鬼夜叉が何故惹かれたのか、その魅力が良く分からないまま読み進めることに。史実として義満公が世阿弥を寵愛したらしいとは知っていても、この物語における二人の関係はホモなのか、だったらなぜBLカテゴリの本でなくて少女漫画なのだ…とたいへん居心地の悪いコミックスでした。

2018/05/02

[のりあ]

BL誌に掲載されていたとしてもなんの疑問も抱かない。美少年買いだったんですけどね。

2018/01/13

[柳]

読了

2018/01/11