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内容説明
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現代社会科学の基礎を築いたマックス・ウェーバー。その問いかけの根源性は、二十一世紀の今も私たちを刺激してやまない。歴史とは何か、学問の役割はどこにあるのか?「世界の魔術からの解放」は人間に何をもたらし、その果ての近代合理主義はどこまで普遍的なのか?同時代の思潮のなかに位置づけながら、いま改めて、ウェーバー思想の全体像をさぐる。
目次
はじめに-ウェーバーをどう読むか
ウェーバーとはどういう人か
歴史と政治-ウェーバー方法論の知的背景 その一
政治史から国民経済学へ-ウェーバー方法論の知的背景 その二
歴史学派経済学の方法的問題とは何か
歴史への問い-古典古代と近代ヨーロッパ
「資本主義の精神」の起源
世界史としての古代史
ウェーバー宗教社会学の世界 その一-中国とインド
ウェーバー宗教社会学の世界 その二-古代ユダヤ教〔ほか〕