内容説明
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『蟻の兵隊』『延安の娘』はこうして生まれた-日中戦争、文化大革命、一人っ子政策…国家に翻弄されながら生き抜く人間とは。中国を舞台に数々のドキュメンタリーを世に送り出した著者の衝撃の告白。
目次
デリーの路地裏から天安門へ-序章にかえて
「魂」を撮る-ドキュメンタリー映画『蟻の兵隊』(戦後も戦った日本兵
撮影開始
苛酷な旅のはじまり
終わらない旅)
「命」を撮る-テレビドキュメンタリー『独生子女』『黄土の民はいま』(子供を産むためのハードル
人間を撮るということ)
「欲望」を撮る-テレビドキュメンタリー『西方に黄金夢あり』(虚勢を張りながら生きる担ぎ屋たちの光と影)
「尊厳」を撮る-ドキュメンタリー映画『延安の娘』(「罪の子」との出会い
失われた三十年
画面を活気づける人たち
旅立ちの日
解かれた封印
物語は終わらない)