平凡社新書<br> 事件論

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¥748
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平凡社新書
事件論

  • 著者名:芹沢俊介
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 平凡社(2017/12発売)
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  • ISBN:9784582850895

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内容説明

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なぜ毒物は匿名の悪意を拡散させるのか?なぜ自殺幇助の概念は揺らいでいるのか?なぜ誘拐事件は恐喝事件に相貌を変えるのか?なぜミイラに治療を施しつづけるのか?なぜ連続強姦殺人は昭和とともに終焉したのか…?頻発する「事件」の不可解さに寄り添いながら、死と虚実をめぐる切実な「現在」の物語を読み解く、芹沢事件論のエッセンス。

目次

聖賤‐毒物論
自殺幇助論
純粋放火論
虚実‐誘拐論
遺体治療論
異常通交論-ストーカーをめぐって
人面獣心論-連続強姦殺人事件
現場移動・拡散論-バラバラ事件の周辺をめぐって
自己主題論-女性犯罪の新しいテーマをめぐって

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

JunTHR

1
トンデモっぽさも漂う文体がクセになり一気に読了。紹介されるのは、有名事件だけでなく、小さな事件や古い事件を掘り起こして分析しており、さすがだとは思った。芹沢俊介、他も読んでみたいぞ。2017/02/04

Gen Kato

0
大久保清についての叙述「意外と思うかもしれないが、強姦は少ないのだ。強姦は一件だけであり、後は和姦である。だが大久保というと強姦魔のイメージが強く残っている。実際、イメージのとおりであった。強姦が少ないのは殺害した八人に関してのみであって、殺していない女性に関しては強姦が少なくなかったのである」……正直、論旨がわかりにくいです。あと、殺された女性たちが和姦であったと断言できる根拠は何なのか。まさか加害者の証言によってではないだろうとは思いたいですが。2015/11/01

Yusuke Kameoka

0
ストーカーの話は少し参考になった。簡単な読みのもとして読んでください。2015/01/24

新橋九段

0
世間を騒がせた事件に頭の中で考えた理屈をくっつけたといった感じ。犯罪学の理論からあまりにもかけ離れている。心中した男性3人を取り上げてホモセクシャル的なものがあったとするのは雑にもほどがある。2014/08/14

鈴と空

0
2006年以前

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