内容説明
生成文法による言語研究の「革命」開始を告げる記念碑的著作.句構造や変換構造などの抽象的な言語学的レベル,言語の一般形式に関する理論,文法の単純性の概念などが,人間言語に対する深く透徹した洞察を与えることを立証する.併録の論考および訳者解説では本書の知的背景を詳細に説明し,その後の展開も概観する.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
目次
統辞構造論
まえがき
第1章 序文
第2章 文法の独立性
第3章 初歩的な言語理論
第4章 句構造
第5章 句構造による記述の限界
第6章 言語理論の目標について
第7章 英語におけるいくつかの変換
第8章 言語理論の説明力
第9章 統辞論と意味論
第10章 要約
第11章 付録Ⅰ 表記と術語
第12章 付録Ⅱ 英語の句構造規則および変換規則の例
参考文献
言語理論の論理構造 序論
第1節
第2節
第3節
註
参考文献
【解説】「生成文法の企て」の原点――『統辞構造論』とその周辺――
第1節 はじめに
第2節 「革命」の背景
歴史言語学――「順序付けられた書き換え規則」という概念
ゼリッグ・ハリスと構造主義言語学
哲学,数学,数理論理学
ケンブリッジでの出会い――モーリス・ハレを中心に
第3節 「革命」の内容
言語研究の目標――言語,文法,言語理論
書き換え系の研究と代数的言語学
変換の理論
第4節 「革命」後の展開――概観
生成音韻論の発展
心理学,生物学との交流
人間言語の代数的研究
デカルト的言語学
統辞理論の進展
第5節 おわりに
註
参考文献
あとがき
人名索引
事項索引
感想・レビュー
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壱萬参仟縁
こうすけ
ちゅん
isao_key
那由田 忠
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