アーレントと二〇世紀の経験

個数:1
紙書籍版価格
¥3,960
  • 電子書籍

アーレントと二〇世紀の経験

  • ISBN:9784766424409

ファイル: /

内容説明

▼アーレントをいま、読む意味はなにか?
▼20世紀の政治的惨禍と真正面から対決した思想家は、21世紀を生きるわれわれに何を語るのか?
▼全体主義、政治的悪、ナショナリズム、革命……。彼女が遺した政治の苦境と可能性をめぐる問いかけを、現代の諸学知から改めて読み直すアクチュアルな一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
アーレントを専門にしない研究者も含め、様々な立場からアーレントの様々な面について論じられる。第2章“アーレントの活動・言論に基づく政治は、そのつくりの粗さ・脆さからして、まともな政治学者は正面から相手にしないほうがよい” 第10章“アーレント『革命について』のフランス革命理解・ルソー理解は結論ありき、かなり無理がある” など、いくつかの章のアーレント批判はなかなか辛辣。私としては第4.5章における比較政治学からの『全体主義の起原』の検討が非常におもしろかった。2017/11/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12249150
  • ご注意事項