ＹＡ！ ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ 泣いちゃいそうだよ《高校生編》花言葉でさよなら

著者名：小林深雪【著】/牧村久実【絵】

講談社（2017/12発売）

• ISBN：9784062694698

内容説明

ミッション系の私立緑山女学院に入学した小川蘭。花の名前を持った、友だちや先輩に囲まれ、充実した日々を送っていたのだけれど、高校で離ればなれになった彼氏の三島くんとは、だんだん距離ができてきて……。そんな折、修治のコンサートへの招待を受けて、姉の凜とパリへ向かう。異国の地で弱音を吐かず、頑張っている修治の姿を見て、蘭は自分のほんとうの気持ちに気づく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[boo]

蘭ちゃんの高1後編。切ないなぁ。椿先輩の「みんなが、それぞれ違う夢の種を胸の中にもってるの。だから、その種に水をあげて、光をあてて、自分で育てるの。そして、違う花をたくさん咲かせるの。」って言葉が素敵だと思った。いろんな夢をもっていいんだよね。

2014/05/20

[銀雪]

やっぱりこうきたか、と思ったけれど、ここまでたどり着くのに結構かかったな、という印象が強い。高校生編は凛より蘭のほうが面白いな。正直、恋愛面よりも高校での友情のほうが読んでいて楽しい。ほんのり百合っぽいし、先輩たちもみんな魅力的だし。そして、萌と椿先輩が同級生、という印象がこれまでなかったのでその点がちょっと新鮮だった。高校受験にしても恋愛にしても、凛は「王道」な展開だから、蘭はあえて王道とは違う展開になって欲しい。

2013/11/30

[さっきぃ]

別れるとわかってはいたけど悲しすぎる。三島くん、ほんと、いいやつ。最後の三島くんが切なすぎて切なすぎてほんとに胸が痛くて涙が出てきた。人の気持ちが変わることが切ない。蘭を幼稚園からずっと想い続ける修ちゃんの気持ち、思い出には誰もかなわないのかも。だけど悲しすぎる。あーもやもや。三島くん大丈夫かな。三島くんが心配すぎる。凛ちゃんの切ないのも泣いたけど、凛ちゃんは復縁するからよかったけど、ほんとこれは切ない。もうその一言に尽きる。

2016/09/10

[しろのあ]

もちろん、弦と修司との間で心が揺れる恋愛部分も読みごたえあり！なのですが、高校生編になって、蘭が文芸部で作家志望になってからというもの実は部活のシーンが一番楽しかったりします。友情も恋も将来の目標もだんだん、自分らしさが出来てきた蘭。どんな花が咲くのか、続きが気になります！

2014/06/15

[nu--tan]

まさか、三島くんと蘭が別れるなんて(ﾟoﾟ;;三島くんの優しさに涙がうるってなりました(ノ_＜)続きが出たら、絶対に読みます！

2013/05/25