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内容説明
あの芥川賞受賞作、奇才により完全漫画化!
文学史を塗り替えた金字塔――
あの芥川賞受賞作を、原作者・又吉直樹氏のラブコールに応え、奇才・武富健治氏が本格漫画化。
上下巻同時発売!!
2000年代初頭、熱海での花火大会の夜…
売れない漫才コンビ「スパークス」の徳永は、芸人の先輩「あほんだら」の神谷と出会う。
ひりひりするような神谷の生き方に触れた徳永は、弟子入りを志願。
神谷の伝記を書くことを条件に、ふたりは師弟の杯を交わす。
これは、有り余る純粋を抱え生きる、ふたりの芸人の十年にわたる物語である――
ボーナストラックとして、又吉直樹氏が本作のために新規書き下ろしをした「スパークス」「あほんだら」の漫才ネタも収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yakinori
5
ネットで試し読み。鬼気迫るタッチで原作の良さをさらに引き出した感がある。『鈴木先生』も読んでみたくなった。原作を読んだときは「不思議な話だなぁ」という思いが強かったけど、改めてこの漫画版を読むと、玉虫色に光る、まさに芸術的な作品だったなと思う。2018/08/05
たろいも
4
上下巻、原作を損なわず忠実。好きな食べ物は何ですか?鍋。君鍋食べれるのかい。理屈かよ、いや屁理屈だ。関係ないが新鮮なアジフライには何もかけない派、ソースやタルタルは…関係ないけど。2017/11/23
sucksuckhello
2
原作の雰囲気を損なわずに、感情をドライブさせる手腕に脱帽。単なる芥川賞小説のコミカライズではなくて、武富健治の新たな代表作。2017/11/22
ガスキー
2
「鈴木先生」の作者がコミカライズということで安心して購入。やはり魅せる画力で震えた。師匠の人間としてどす黒い部分に惹かれる、惹かれさせる画力で申し分ない。上下と一気に読み、こんな狂った話だったんだとタイトルしか知らなかった私は思った2017/11/16
須戸
1
地の文が多いため、漫画化した意味はあったのだろうかと疑問に思った。 ボーナストラックがあった点が良かった。2018/08/14