内容説明
ものを大切にすること、自然の恵みに感謝すること、もったいないと思う心が育つ「もったいないばあさん」シリーズ。「もったいないばあさん日記」には、日本の風習や伝統行事、和の文化、昔ながらの知恵とともに、もったいないばあさんがどんな時に「もったいない」と思うのか、日々の暮らしや人となりが描かれています。暮らしを慈しむヒントが盛りこまれた歳時記と4コママンガも加わり、一年中どのページからでも楽しめます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽子
31
ほっこりした気分になれる一冊。 1〜12月の歳時記はイラストとともに月に関わる豆知識。見て楽しい。見開きの短いエッセイは四季ごとに分かれていて、生活なるほどエピソード。菜の花って、いろんな野菜に見られるんだ。味も色々とか。もったいない。こんな使い方もできたのね、色々。ばあちゃんが人や世の中をみつめる視点も「そうね、そうね」と思えた。 「顔は、その人が人生をどんなふうに歩んできたか、相となってあらわれる」長年の心持ちが現れる。「一日一日を大切に、精一杯明るく楽しく元気にいきたいね」。素敵なメッセージ。2020/10/17
あつこんぐ
30
図書館本。小学校の1クラスに1冊置いた方がいいのではないかと思うくらい良書です。私もおばあちゃんにお手玉の作り方やかぎ針を使った編み物を教わりました。新聞のチラシでゴミ袋を作ったり、裏が白い紙は半分に折ってホッチキスで留めてノートにしてくれたり。大人になった今でも覚えている事がたくさんあります。そういう古き良き日本の文化を子供たちにも伝えていけたらいいなと思います。2019/12/25
バニラ風味
16
春夏秋冬、毎月の行事や、言い伝えなどにまつわる一言メモなど。季節の食材に4コマ漫画。もったいないばあさんの言葉に、ほっとしたり、和んだり。おばあちゃんから、話を聞いているみたいな気持ちになりました。お金を出せば何でも買える時代だけれど、お金を出しても買えないものも、この世にはあります。若い人は、「昔はこんなだったんだ」と思うかも知れないけれど、こういう知恵を伝えていくのは大切なことだと思いました。2021/07/14
あーちゃん
16
知恵袋というか...作文みたいな感じだった 知らないこともあったので 面白かった!2021/03/26
喪中の雨巫女。
11
《私-図書館》毎月の行事とまつわるものと、季節にまつわるエッセイともったいない話は面白かった。2018/01/21
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