内容説明
クラスカースト最下位のオタク、間久辺比佐志。ある日、ガード下にスプレーで落書きをしたことがきっかけで、正体不明の落書き犯として有名になり、不良集団に目を付けられてしまう。怒り狂う彼らに捕まった間久辺は、身の安全と引き換えに、とある”頼みごと”をされる。その”頼みごと”とは、再びスプレーアート――グラフィティを描くことだった。オタク×青春×グラフィティ！？ 新感覚青春群像劇、装いを新たに待望の文庫化！（２０１７年２月に「線引屋 ～ガクブル×青春×グラフィティ～」として刊行されたものを文庫化したものです）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しのぶ
36
妙にタイトルが気になって拝読。タイトルから想像していた内容ではなかったがなかなか興味深い話だった。すぐにアニメ絵を描きたがる主人公はあくまでもオタクなのだが意外と根性が座っている。コメディとハラハラする部分のバランスがいい。2018/10/22
策太郎
8
深夜アニメでテンション上がったオタクが書いたグラフィティ(街のラクガキみたいなもの)で不良たちから注目されながら駆け上がっていく、定番の不良物でした。主人公が不快でなく、やるときはやるやつなので応援したくなる感じです2018/01/24
かーず
6
７点／１０点2023/04/11
sibasiba
5
タイトル通りの内容でグラフィティで不良界をサバイバルしていく成り上がり物。ガスマスク被って正体隠すのも良い。主人公が以外にもやたらと根性があり相方が三下というバディ物。2017/12/04
すぎねえ
5
タイトルが長いので（そこでネタバレしてそうで）読まなくてもいっか、と思いつつ、どう「崇拝」されるんだか言ってみな？という目線で読んでみた。ら、オタクである主人公が案外腹の据わったヤツで、オタク設定っているのかなー、とか思った。アカサビが主役かと思ってしもたのは、多分この本あるあるちゃうかなあ？続編が出るらしいので楽しみ。ていうかさ、天使ちゃん（加須浦？）をめっちゃ深読み裏読みしてしまってめっちゃ怖いんだけど、どうなんですかこれ！？な一冊。なんじゃそりゃ（ぷーくすくす）（いやほめてますから！）。2017/10/11
