小学館文庫<br> 僕らが愛した手塚治虫 3

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小学館文庫
僕らが愛した手塚治虫 3

  • 著者名:二階堂黎人【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 小学館(2017/11発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094064216

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内容説明

手塚治虫への愛と蘊蓄が溢れる長編エッセイ。

 漫画の神様・手塚治虫の足跡を追ううちに長じてミステリ作家となった著者が、溢れ出る手塚への愛と造詣を綴った長編エッセイシリーズ、文庫化第3弾! 編集魔として知られる手塚の描き換えの変遷、コミックス刊行に際してカットされたシーンを“ムシの眼”で追いながら、作品に秘められた人間・手塚治虫の息づかいまでをクローズ・アップ。名作群の読み方が一変する、比類なき探究記です。
 少年期からの手塚体験を、最近の研究成果を交えつつ編年ごとに描いていくこのシリーズ、今回は青年劇画の氾濫により低迷を余儀なくされた手塚治虫が、『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』で不死鳥のように少年漫画誌に復活。『ブッダ』『奇子』で青年向け作品でも脚光を浴びる時期を、活写しています。
 当初は連載数回で終了するはずだった『ブラック・ジャック』の謎、連載時と単行本で結末がまったく異なる『奇子』など、興味深いエピソード満載です。
 今回も描き替えられたりカットされたりした貴重な全集未収録場面を惜しげもなく掲載。カラー口絵と共にお楽しみください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

4
著者はファンクラブ初代会長/手塚は次々と新ジャンルを開拓し単行本化のたびに書き直しをする。恐るべき執念と女神に愛された如きアイデアの泉/60年代末頃、少年マガジンは劇画、スポ根で少年サンデーを発行部数で上回ったが、手塚のアダルト路線は大人気ではなかった/68学齢期受け路線の少年ジャンプ創刊、69少年チャンピオン/秋田書店以外の単行本刊行が常態化/ブラックジャックを連載しながら、マガジンに『三つ目がとおる』を月一掲載/少年時代に愛読した世代は後期高齢者となりつつある。雑誌掲載完全版など現在でも需要は絶えない2024/08/27

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