内容説明
「人生を面白がるって、いいな」──みんながそう感じてくれる本をコンセプトに本書の企画はスタートしました。
・健康は目的ではない。幸せに生きるための道具。
・病気になって自由になる。
・愛とは、詰まるところ「命を伝える」ことだ。
・「旅」は不思議だ。人間に見えない力を与えてくれる。
・苦しいときは、だれかの味方になってみる。
・「にもかかわらず」って生き方はカッコいい。
カマタ先生から送られてくる“コトバ”の一つひとつに、編集部員たちはさまざまな“気づき”をもらいました。
「大切な人に、『カマタノコトバ』をプレゼントしたい」
「旅先で読んでみたい」
「少しだけ、人に優しくなれるような気がする」
そして、さだまさし氏からは、
「愛と慈しみに満ちた『カマタノコトバ』は世界を救う!まず僕が救われた!!」
こんな素敵な推薦のコトバをいただきました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
93
私には大きな悩みや苦しみは無く、かつてはあったけれど遠い日々になった。通り過ぎてきたから尚更分かる。頑張り過ぎないということ。自分を追い詰めないこと。読メ界でも毎日のように誰かが絶えず自分の苦しみを呟いてる。内向きになるなという鎌田先生の言葉のように、他人との直接の関わりを拒んでいても何も変化はないと思う。外に出て自分とは違う人を観察するだけでも良いと思う。直接顔を見て話す知り合いを増やすことだと思う。顔を見れば、激しい言葉も汚い言葉も掛けることが出来ないから、自然と優しい言葉を選ぶことにつながる。2017/09/23
ほうき星
18
活動的な人であることは知っていた。 優しい人である事も、強い人であることも、しっていた。著書を何冊か読んでいる。そして、知っているつもりでいたのだ。本書の《カマタノコトバ》を何度でも読んでみよう。その都度発見があるかもしれない。2021/04/14
margarita
5
母の本。「がんばらない」の人だよね〜って感じで読み始め、ぐいぐい読めて1時間くらいで読破。実際に人とふれ合って経験しての言葉なので、含蓄があって、当たり前と思っていたことでさえ新鮮に感じる。いつでも手が伸ばせるところに置いておいてもいいなぁと思える本。いい本に出会った。2017/06/21
Humbaba
3
自分が何気なくやっていることでも、それはとても貴重なことかもしれない。失うまでその素晴らしさに気づく事ができない人も多いため、話を聞いてそれに気づけた人はとても幸福であるといえる。身の回りのことを自分でできるというのは、それだけでとても貴重なことであり、ありがたいことである。2017/10/06
CD
2
誰か知らないが、自慢と言い訳がやや多い。言葉にとらわれすぎではないのか。といっても、ここまで大量に言葉を発せられると、いつか私の役に立つこともあるのかもしれない。文化は質より量。2023/04/01