内容説明
悪徳捜査官マルコは違法な捜査方法で、実績をあげることを平気でやってのける人間だった。 終身刑判決無効の申し立てをおこなわせ、デイトンを証人として召喚しようという動きを知ったマルコが先手を打って、デイトンの口封じをさせたのだった。 当局側の人間として事前に情報を知る有利な立場から、マルコはハラーの先回りをして、証拠や証人潰しをつづけていく……。
目次
第二部 ミスター・ラッキー 四月二日火曜日(24~28)
第三部 帽子の男 六月十七日月曜日(29~42)
第四部 罪責の神々 十二月二日月曜日(最終弁論)
訳者あとがき
マイクル・コナリー著作リスト